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筑波大学一般入試の攻略!英語・数学の勉強法を解説!

更新日 : 2025年3月10日

今回は現論会土浦校のコーチであり、筑波大学医学群医学類2年の香取玄機が、筑波大学の一般入試の英語、数学についてお話していこうと思います。

筑波大学の一般入試の概要

筑波大学は、一般入試において学科試験を中心に評価を行っています。試験は、数学や英語に対して特有の出題形式と傾向があります。これらをしっかりと理解し、戦略的に学習することが合格への近道となります。

 数学

筑波大学の数学は、基本的な計算力と理論的な理解が問われます。試験の内容は、高校の数学の範囲から幅広く出題され、特に標準的な問題に加え、応用的な問題も含まれます。計算力や論理的な思考力、問題解決能力が試されます。私個人の分析になるので、ご自身でも確認していただきたいですが、数学は過去2016年度か2024年度までの範囲では、理系に関して言えば、数学ⅡB、数学Ⅲの範囲からかなり頻出で、数学ⅠAの範囲からの出題が少ないです。そのため、整数や確率の問題をやりこむより、数学ⅡBの問題に対する耐性をつけるのがよいと思われます。

英語

英語は、文法や語彙、長文読解、英作文が出題される必須科目です。長文読解問題は毎年出題される傾向が強く、また、英作文問題も定期的に出題されるため、幅広い英語力を身につけることが求められます。

数学の攻略法

筑波大学の数学では、基本的な知識と応用力が必要です。入試問題は難易度が高いわけではありませんが、基本的な計算ミスや論理的な誤りが大きな失点につながります。そのため、正確な解答とともに時間管理が重要になります。

 (1) 基礎を徹底的に固める

筑波大学の数学試験は、高校で習う数学の全範囲から出題されます。特に以下の分野が重要です。

  • 数と式 :方程式、不等式、因数分解、代数の基本的な計算方法
  • 関数  :一次関数、二次関数、指数関数、対数関数、三角関数、逆関数の理解
  • 微積分 :微分、積分の基本的な操作
  • 確率  :確率の基礎、組み合わせ・順列、基本的な統計学の知識
  • ベクトル:ベクトルの演算

これらの分野は、基礎を確実に理解し、各分野ごとに解き方のパターンを身につけることが最も重要です。例えば、微積分では積分と微分の基本的な計算方法を繰り返し練習し、問題集や教科書に載っている定理や公式を使いこなせるようにしておきましょう。問題集でいうと、大学への数学1対1対応の演習、標準問題精講といった問題集に載っている問題を解けるようになれば、問題ないでしょう。

(2) 過去問を徹底的に分析

筑波大学の数学では過去問を解くことが非常に有効です。過去問を解くことで、出題される問題の形式や難易度、時間配分の感覚をつかむことができます。また、過去問を通じて自分の弱点を発見し、特に苦手な分野に対して集中的に学習を行うことができます。

過去問を解く際には、解答時間を計測し、制限時間内に解き終える練習を行いましょう。時間内に解き終わらないと、実際の試験本番で焦りが生じ、解答ミスを招く原因となります。

(3) 自分の経験

筑波大学の数学では、標準的な問題がかなり多く出題されています。そのため、筑波大学の数学において重要になってくるのは、基礎の徹底です。難しい問題集に手を出すのではなく、しっかりと基礎、標準的な問題集を周回することが肝です。焦らず、じっくりと理解し、できる問題を増やしていけば、数学が筑波大学合格へと導いてくれると思います。私は、標準問題精講や大学への数学1対1対応の演習を受験まで繰り返し用いていました。その結果、2次試験において数学は9割以上を取ることができました。

英語の攻略法

筑波大学の英語試験では、文法・語彙・長文読解・英作文と多岐にわたる英語力が求められます。ここでは、自分の経験に基づいて、各セクションの攻略法を示します。

(1) 文法力を確実にする

英語の文法は、基礎を徹底的に理解し、解答に活かせるようにすることが重要です。筑波大学の英語試験では、文法問題が頻出であり、時制や仮定法、関係代名詞など、基礎的な文法知識を問う問題が出題されます。これらの文法項目を確実に理解し、練習問題を解くことで文法力を強化しましょう。

  • 時制   :特に、現在完了形や過去完了形、未来形などを正確に使い分ける能力が必要です。
  • 仮定法  :仮定法過去、仮定法過去完了の使い分けに注意しましょう。
  • 関係代名詞:関係代名詞の使い方を確認し、複雑な文でも意味を正確に把握できるようにします。

文法力を高めるためには、文法書を使って演習を行い、間違えた問題を重点的に復習することが効果的です。

(2) 語彙力を向上させる

英語の語彙力を高めることは、長文読解や英作文において非常に重要です。筑波大学の英語では、高度な語彙が要求されるため、毎日少しずつ単語を覚える習慣をつけましょう。英単語帳や英英辞典を使って、単語の意味だけでなく、使い方や類義語、反意語も確認するようにしましょう。

また、単語を覚える際には、単語の文脈を理解することが重要です。文脈に合った単語の使い方を覚えることで、試験中の文脈判断力が向上します。

(3) 長文読解の強化

筑波大学の英語では、長文読解問題が毎年出題される傾向にあります。長文読解の攻略には、速読力と正確な理解力が求められます。長文を読む際には、まず全体をざっと読んで文章の概要を把握し、問題に対応する部分を重点的に読み込むようにしましょう。

また、長文読解では細かい情報を求められることが多いため、文中のキーワードや重要なフレーズを見逃さないように注意深く読みます。過去問を解くことで、出題される文章の傾向を把握し、解答のポイントを掴むことができます。

(4) 英作文の練習

英作文は、英語力を総合的に試すための重要な部分です。英作文を得意にするためには、普段から意見を英語で表現する練習を行い、英作文のフレーズや構文に慣れることが大切です。

英作文の練習方法としては、過去問を使って実際に文章を書いてみたり、自分の意見を簡潔に英語で表現する練習を行いましょう。また、他人の英作文を参考にすることで、多様な表現方法を学ぶことができます。

時間管理と試験本番での心構え

筑波大学の試験では、限られた時間内に問題を解く必要があります。数学と英語の両方で、時間配分をしっかりと管理することが大切です。

(1) 時間配分を考える

試験前に過去問を解き、時間内に解答を終えるための感覚をつかみましょう。特に数学では、問題の難易度に応じて解答時間を調整することが重要です。英語の長文読解では、最初に全体をざっと読んでおき、後で詳細に読んで解答する時間配分を考えましょう。

(2) 焦らず冷静に

試験本番では、緊張や焦りからミスをしてしまうことがあります。試験前に十分な準備をして、試験本番では自信を持って冷静に問題を解くことが大切です。焦らずに問題を解き、もし分からない問題があった場合でも、飛ばして後で戻ってくるようにしましょう。

さいごに

筑波大学の一般入試における数学と英語の攻略には、基礎力の徹底と、過去問を使った実践的な練習が不可欠です。数学では基本的な公式や計算力を身につけ、標準的な問題を取り切ることが重要です。英語では、文法や語彙力を強化し、長文読解や英作文の練習を重ねることが合格への鍵となります。時間配分と冷静な判断力を持って試験に臨むことで、筑波大学の合格を掴むことができるでしょう。

ここまで読んでいただきありがとうございました。この記事が皆様の力に少しでもなれば、幸いです。

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