2025年度私立大学人気ランキングから読み解く!高校生・保護者が押さえるべき志望校選びのポイント
更新日 : 2025年8月14日
はじめに
2025年度の私立大学入試では、志願者数が大きく伸びた大学が目立ちました。特に千葉工業大学は初の全国1位となり、近畿大学や明治大学なども高い人気を維持しています。
しかし、人気大学だからといって安易に志望校を決めるのは危険です。志願者数はあくまで「受験生が多く集まった」という結果であり、自分の将来像や学びたい分野と合っているかが最も重要です。
この記事では、最新ランキングを紹介しながら、高校生と保護者が今押さえておくべき志望校選びの視点を解説します。
2025年度私立大学志願者数ランキング(トップ16)
2025年度に志願者数が5万人を超えた大学は以下の通りです。
志願者数10万人以上
- 1位 千葉工業大学(16万人超/初の全国1位)
- 2位 近畿大学(15万7千人/過去最多)
- 明治大学
- 東洋大学
- 法政大学
志願者数5万人超(順不同)
- 青山学院大学
- 東京理科大学
- 同志社大学
- 立命館大学
- 関西学院大学
- 早稲田大学
- 中央大学
- 日本大学(前年比121%増)
- 関西大学
人気上昇の背景を知る
志願者数が急増した背景には、以下のような要因があります。
- 共通テスト利用入試の拡充
複数の学部・学科を一度に受験できる方式が広がり、出願数が増加。 - 検定料割引や併願制度の工夫
家計負担を抑えつつ受験チャンスを増やせる仕組み。 - キャンパス立地改善や大学改革
東洋大学の都心回帰、日本大学の改革などが志願者増に直結。 - 国公立出願抑制の影響
国公立志望者が安全策として私大に多めに出願。
こうした要因を知ることで、ランキングの数字の裏側が見えてきます。
高校生・保護者が押さえるべき志望校選びの視点
1. 将来から逆算した大学選び
「人気があるから」ではなく、「自分の進みたい道に必要な学びがあるか」で判断することが重要です。
学部のカリキュラムや卒業生の進路、資格取得実績を調べておきましょう。
2. 受験方式と科目配点の確認
同じ大学でも入試方式によって難易度が大きく変わります。
得意科目を活かせる方式を選ぶことで、合格可能性が高まります。
3. キャンパスの立地と通学環境
通学時間や生活費は4年間の大学生活に直結します。
オープンキャンパスで雰囲気を体感し、日常生活も含めて考えましょう。
4. 大学の将来計画にも注目
学部改編やキャンパス移転の予定がある大学もあります。
在学中に環境が変わる可能性があるため、事前に調べておくと安心です。
まとめ
2025年度の私立大学人気ランキングは、受験生の動きや大学改革の成果が反映された結果です。
しかし、数字だけで志望校を決めるのではなく、自分に合った大学かどうかを冷静に見極めることが必要です。
特に保護者の方は、子どもの将来像を一緒に考え、学びの環境や生活面も含めてサポートしてあげることが大切です。
早めの情報収集と戦略的な準備で、志望校合格への道を切り開きましょう。
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