【受験生必見】5月にやるべき大学受験勉強とは?『基礎固めの勝負月』を制する!
更新日 : 2025年5月1日
こんにちは!取手・龍ヶ崎・牛久・我孫子エリアで大学受験専門の塾・予備校を運営している現論会 取手校です。
今回は「5月にやるべき大学受験勉強」についてお話しします。
ゴールデンウィーク真っ只中ですが、ゴールデンウィークが終わると、いよいよ本格的な受験モードに入る時期。
特に高3生にとっては「基礎を完成させる最後のチャンス」とも言える重要な1ヶ月です。
今回は、志望校のレベル別に、5月に何をすべきかを具体的に解説していきます。
5月は「基礎完成のタイムリミット?」
なぜ5月が重要なのか?
それは、夏に応用・演習に入るための“助走期間”だからです。
受験において「基礎の完成」は避けて通れません。
この時期に曖昧な基礎があると、夏に受験を意識した問題演習をしても結局「基礎の復習」になってしまい、伸び悩みの原因になります。
また、この時期に差を付けられると、有利・不利がはっきりします。
勉強習慣を付けることも意識しながら、5月は次の3つの視点で学習を進めましょう。
【共通】全受験生がやるべき「5月の3つの勉強軸」
(1) 基礎の徹底確認(主要3科目)
- 英語:英単語2000語+基礎文法+基礎英文解釈
- 数学:計算練習
- 国語:現代文の読解パターン、古文単語・文法、
この時期は、問題演習よりも「型を理解する」ことが大事です。
(2) 苦手分野の洗い出しと克服
模試や定期テストの結果を分析し、
「なぜ間違えたのか」を一つずつ見直しましょう。
苦手は夏以降に持ち越すと、後々響きます。
今のうちに小さな穴を埋めておくのが吉!
(3) 勉強計画の最適化
5月は、部活も忙しい時期。
だからこそ「スキマ時間」を活かす計画が重要です。
例えば、
- 通学時間:英単語や古文単語の暗記
- 朝・夜の15分:文法や理社の小テスト
など、短時間でも継続することで、1日1時間以上の「+α時間」を作ることができます。
既に上記が終わっている有利な受験生
●共通テスト・中堅大志望者
- 理科・社会のインプット学習を開始
→ 教科書・参考書を1周目スタート。夏までに全範囲に触れておく。 - 英語・数学は共通テスト形式に慣れ始める
→ 週1回は過去問や予想問題にチャレンジ。
●難関大・国公立志望者(旧帝大・早慶など)
- 数学・英語で「記述対策」開始
→ 数学は標準問題精講、英語は英作文・構文和訳の練習を週単位で導入。 - 理社の2周計画スタート
→ 5~6月で1周目のインプット、7月から2周目(アウトプット+問題演習)へ。
特に理系の物理・化学・生物などは、1周目が長引くと演習時間が取れません。
最初は理解に時間がかかって当然なので、早めのスタートを。
5月末までの目標設定
最低限、次のような状態を目指すと、夏の学習がスムーズになります。
教科 | 目標 |
---|---|
英語 | 単語2000語+英文解釈の基本完成 |
数学 | 数IA・IIBの主要単元を自力で解ける |
国語 | 古文単語300語+文法完成、(漢文句形暗記) |
理社 | 1周目のインプット6~7割完了 |
模試は“診断書”として活用しよう
5月~6月には河合塾・駿台・東進などの模試が行われます。
この模試を「ただの結果」で終わらせず、
- どこが解けなかったか
- 何が原因だったか
- それをどう改善するか
まで分析できれば、模試=成績アップの材料になります。
特に偏差値よりも「課題の明確化」が大事です。
5月は「受験生としての覚悟」が試される月
5月は、部活、学校行事、試験勉強と、忙しい時期です。
学校から東進・河合塾・駿台などの模試も組み込まれてくることもあります。
ですが、この1ヶ月で「受験勉強の土台」を築けるかどうかが、夏の飛躍を左右します。
焦る必要はありませんが、毎日少しでも「前進」する感覚を大切にしてください。
計画で迷ったら現論会はいつでもご相談に乗ります。
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