観葉植物と成績の“成長曲線”
更新日 : 2025年4月22日
スタディサプリ講師監修のコーチング塾、予備校の現論会取手校です。
大学受験に向けて、塾・予備校・学校、あるいは自宅などでの
受験勉強は順調でしょうか。
本日は取手の教室にある観葉植物をちょっと紹介。
大学受験をしっかり戦っている中で、
塾や予備校の教室、取手市(取手駅近く)の河川敷などで
ふとした緑を感じるのも、この季節のちょっとした休息になりますよね。
取手校の植物は、開校から教室長と一緒に来たのですが、
「教室に緑があると落ち着くかも」と置いたものです。
3月上旬には、最初は葉っぱがいちまいもなく少し頼りない姿でしたが、水やりや日当たりを調整してい
くうちに、みるみるうちに葉の色が濃くなり、今ではしっかり「緑」を感じさせてくれます。

画像:教室内の観葉植物(3月中旬)少しずつ葉っぱが!うれしい!
塾業界を10年もやっていると、教室で様々な成長を見ます。こうした植物の成長と生徒の成長もどこか
重なる部分を感じます。成績がすぐに上がる生徒もいれば、じっくり時間をかけて実力をつけていく生
徒もいる。どちらにも共通しているのは、「見えないところで根を張っている」ということです。
目に見える変化と、見えない努力
観葉植物は、表面上はあまり変わっていないように見えても、実は土の中で根が広がり、しっかりと水
や栄養を吸収する準備をしています。新しい芽が出るのは、その“準備期間”があってこそ。これは生徒の
学びにも通じます。
成績がなかなか伸びないと感じている時期、生徒たちは「自分は向いていないのかも」と不安になるこ
とがあります。でもその間にも、基礎が少しずつ固まり、思考力が養われていることは、教える側にはよ
くわかります。
「この単元、前は全然わからなかったのに、今日はちゃんと解けた!」
そんな小さな“芽”が出る瞬間を、何度も見てきました。植物に毎日水をやるように、生徒にも毎日少しず
つ「学びの栄養」を与えることで、やがて大きな葉を広げる瞬間がやってくるのです。

画像:教室内の観葉植物(4月初旬)葉っぱが増えてきた!やっぱりうれしい!
教室の空気が変わる瞬間
観葉植物が教室にあると、空気がほんの少し柔らかくなります。「緑」があるだけで、勉強のふとした合
間に視線が休まったり。そうした「余白」は、集中力や思考力を高めるうえでもとても大切なもので
す。
(実際、ある研究では、教室に植物を置くことでストレスが軽減され、学習意欲が向上するという結果
も出ているのだとか。自然の力は、思っている以上に学びを支えてくれる存在なのかもしれません。)
取手校では、この観葉植物も仲間として一緒に「成長」を生徒たちと感じ取ることができたらうれしい
と思っています。
成長には時間がかかること。変化はいつも目に見えるとは限らないこと。そして、続けることで必ず結
果が出るということ。
“学び”を育てるのは誰?
教室の植物を育てるのは、小さな「水やり」という基本の積み重ねが、植物の成長に表れているように
感じます。
それは、生徒自身の成長にも言えることです。成績を上げるために必要なのは、ただ問題を解くことだ
けではなく、「基礎の積み重ね」を大事にすること。
単語や漢字、計算に年表、化学式、、、どれも成長したいなら大切なものです。
観葉植物は静かに確かな成長をします。生徒もまた、日々少しずつ、しっかりと根を張りながら伸びて
いっています。
この春、新しい学年を迎えた皆さんが、“成長”を信じて歩んでいけると嬉しいです。
そして、気づいたら思いがけないほど大きな葉を広げていることになることを願ってます!
塾内の観葉植物とともに、私たちは今日も皆さんと成長していきます。

画像:教室内の観葉植物(4月中旬)葉っぱもでかく!もっと成長しそう!