医学部に合格する物理の勉強法
更新日 : 2020年3月17日
医学部受験と聞いて、皆さんは何を想像するでしょうか?
「難しい問題を解けないといけない」と思っている人が多いのではないでしょうか。
それは間違いです。
医学部受験において1番重要なことは、「ミスが許されない」という点です。
受験者の半分以上が解ける、標準的なレベルの問題を取りこぼさないことが重要になります。
以下、具体的な勉強法です。
概要把握
これは、物理という科目では何を学ぶのかということや、各単元の現象とその公式を学びます。
教科書を読むのがしんどいという人は、
「宇宙一わかりやすい高校物理」
「橋元の物理をはじめからていねいに」
「スタディサプリ 高1・高2物理」
らへんを用いて、物理ってこんな科目なんだという感覚を掴みましょう。
映像の方が頭に入ってきやすいという方は、スタディサプリをお勧めします。
概要をある程度把握したら、解法の暗記に移ります。
解法暗記
各公式の再確認や、出題される問題にそれをどう適用するかを学んでいきます。
「物理のエッセンス」
「漆原の物理(物理基礎・物理)明快解法講座」
等を利用しましょう。
エッセンスでいうと、練習問題は解法がすぐ思い浮かべられるように2〜3周しましょう。ここでの解説が理解できない人は、概要把握のインプットで問題があることが多いので、教科書や参考書を復習することを勧めます。
次に、問題演習
演習
「良問の風」、「名問の森」、「重要問題集」を用いて演習していきます。
医学部を受けるみなさんには、
「良問」→「名問」の流れをお勧めしますが、重要問題集でも構いません。
とにかく、この問題集に出てくる問題で有れば必ず解けるようにしておきます。
答えを覚えるのではなく、その解法を用いる際の考え方を理解し、模試や入試で違う問題を見た時も、どの解法を当てはめるかを判断できるように練習しておきます。
ここの問題演習の所を完璧に出来ていると、医学部受験で合格点を取れないことはありません。
私立の医学部や単科医科大学などでは特別に計算量が多い場合もありますので、過去問演習を行い、ミスをしない練習を積んでください。
まとめ
以上のステップを確実に行い、難問に取り組む必要はありません。(かなり余裕がある人は取り組んでいいかも…)
「人が取れる問題を必ず取る」これが医学部受験の鉄則です!