【立川周辺の高校生必見!】部活と勉強を両立させる「スキマ時間」活用術
更新日 : 2025年11月6日
こんにちは!
難関大受験専門塾 現論会 立川校 教室長の横井です。
この記事を読んでいるのは、立川周辺の高校に通いながら、部活を一生懸命頑張っている高2生のあなただと思います。
「部活が終わるとクタクタで、勉強時間が足りない…」
「関東大会(都大会)を目指してるから、部活に集中したい!」
「でも、志望校も諦めたくない!」
そんな熱い気持ちと焦りが入り混じっていませんか?
高2のこの時期、部活では中心メンバーになり、学校生活も一番楽しい時期。でも、周りからは「そろそろ受験勉強」というプレッシャーも感じる…。
その悩み、痛いほどわかります。
何を隠そう、私自身がまさにそんな高校生活を送っていたからです。
私が「文武両道」を本気でやっていた頃の話
私は国立市にある桐朋高校に通い、中学からバドミントン部に所属し、高校ではキャプテンを務めていました。
当時の私生活は、まさに「部活中心」。目標は「関東大会出場」の一点張りで、毎日練習に明け暮れていました。
私のある1日のスケジュールは、こんな感じです。
- 6:00~6:45 起床・朝食・準備
- 6:45~7:30 登校(南武線を使ってました)
- 7:30~8:15 朝練
- 8:15~12:00 授業
- 12:00~13:00 昼練(※昼食は授業の間の休み時間に早弁してました笑)
- 13:00~15:30 授業
- 15:30~18:00 部活
- 18:00~19:00 下校
- 19:00~20:00 夕食・お風呂
- 20:00~23:30 勉強
- 23:30~ 就寝
見ての通り、ほぼ「バドミントンをするか、勉強をするかの二択」の生活です。
部活を本気でやればやるほど、ライバル(勉強だけの生徒)に比べて、どうしても机に向かう「まとまった勉強時間」は短くなります。
そこで私は、どうしたか。
「机に向かっていない時間を、すべて勉強時間に変える」
これしかありませんでした。
私が実践した「スキマ時間」の正体
私が徹底的に活用したのは、以下の時間です。
- 電車の中(登下校)
- 歩いている時間(例:谷保駅から桐朋までの15分)
- 授業と授業の間の休み時間
- トイレの時間
- 食事中(早弁中)
- お風呂に入っている間
「異常だ」と思いますか? でも、これらをすべて「英単語の暗記」に充てた結果、どうなったか。
私は、これらのスキマ時間だけで英単語を回し続け、
高1の終わりには『システム英単語』を、
高2が終わる頃には『鉄壁』を、
すべてマスターしていました。
驚くかもしれませんが、私は「英単語帳」を机に広げてしっかり勉強したことが一度もありません。スキマ時間だけで終わらせたのです。
そのおかげで、受験生の高3では、英単語を勉強した記憶がありません。 ゼロです。他の勉強(長文や解釈、社会)にすべての時間を充てることができました。
スキマ時間は「継続」で最強の武器になる
これは部活も同じですよね。
部活も、毎日毎日、基礎練習を「継続」するから上達していきます。(私もコロナがなければ関東大会に出ていたはずです!)
勉強も全く同じです。
「毎日3時間」が無理なら、「毎日合計30分のスキマ時間」をかき集める。
- 往復15分 × 2(往復) = 1日30分
- 1日30分 × 週5日 = 150分(2時間半)
- 1ヶ月(4週間) = 600分(10時間!)
立川から中央線や多摩モノレールに乗っているその時間、1ヶ月積み重ねれば「10時間」の勉強時間になるんです。
部活で培った「短時間での集中力」は、まさにこのスキマ時間学習でこそ活かされます。
【実践編】通学別「スキマ時間」活用術
私がやっていたことを、今の皆さんに合わせて具体的に紹介します。
1. 電車内(立っている時):「暗記」のゴールデンタイム
立っている時は、片手でできる暗記が最強です。私がやっていた単語帳がこれです。
- 英単語: スマホの単語アプリ(mikanなど)か、紙の単語帳を開く。
- ポイント: 「1駅で10単語覚える」など、短い区切りで目標を立てると集中できます。
- 社会/古文: 一問一答のアプリや参考書(赤シート活用)で、覚えた範囲を復習する。
2. 電車内(座れた時):「解く・読む」勉強
座れた時はラッキータイム!少し重めの勉強ができます。
- 数学: 問題集の例題を1日2題だけ解く。
- 英語: 長文読解の問題集を1日1題読む。(解かなくてもOK。まずは「読む」習慣を)
3. 駅のホーム・移動中:「耳学・確認」
私にとっての「谷保駅からの15分」がこれです。
- リスニング(耳学): ワイヤレスイヤホンで英語のリスニング音源を聞き流す。
- 瞬間復習: 電車を降りる直前に見ていた単語5個を、ホームを歩きながら頭の中で反芻(はんすう)する。「あれ、さっきの単語の意味なんだっけ?」と思い出す作業が、記憶を定着させます。
文武両道は「余裕で」できる。ただし…
ここまで読んで、「自分にもできるかも!」と思ってくれましたか?
私は断言します。
部活も勉強もガチでやれば、文武両道は余裕で出来ます。
ただし、この両立を邪魔する「最強の敵」がいます。
それは、練習の疲れでも、勉強の難しさでもありません。
「スマホ」と「ゲーム」です。
私が高校生の頃より、今は誘惑が多すぎます。
疲れて帰ってきた電車の中、単語帳を開くべきその手で、SNSやゲームを開いていませんか?
もしあなたが、高2の今、本気で部活も受験勉強も頑張りたいと思うなら、私からのお願いです。
今すぐ、SNSとゲームアプリを消してください。
デジタルデトックスしましょう。
あなたが失うもの(一時的な暇つぶし)と、得るもの(志望校合格と部活の成功)を天秤にかけてください。本気なら、答えは出ているはずです。
最後に:部活生の「専用プラン」を一緒に作る
部活と勉強の両立は、孤独な戦いになりがちです。
でも、やり方は必ずあります。
「自分の通学時間だと、どんな計画がベストなんだろう?」
「英単語と数学、どっちを優先すべき?」
そんな風に悩んだら、ぜひ一度、現論会 立川校に相談に来てください。
部活ガチ勢だった教室長の私が、あなたの部活のスケジュールと通学時間、今の学力に合わせた「あなた専用のスキマ時間活用プラン」を一緒に考えます。
私たちは、部活も勉強も本気で頑張る立川の高校生を、全力で応援しています。