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【英語編】AIは君だけの最強コーチだ!偏差値10アップ完全攻略ガイド大学受験の英語のAI活用法-英文法編-

更新日 : 2025年11月6日

「『Nextage』や『Vintage』の分厚い文法書が、何周しても終わらない…」 「仮定法、分詞構文…ルールの丸暗記ばかりで、面白くないし、すぐ忘れる…」 「4択問題はなんとなく解けても、英作文になると正しい文法で全く書けない…」

大学受験の英語学習において、「英文法」は全ての「骨格」です。

スポーツで言えば、単語が「個々の選手」だとしたら、文法は「試合を動かすフォーメーションや戦術」そのもの。正しいルール(文法)を知らなければ、どれだけ優秀な選手(単語)を揃えても、試合(長文読解や英作文)で勝つことはできません。

そう分かってはいても、何百もの無味乾燥な「用法」や「例外」を、たった一人で理解し、使いこなせるようになるのは、本当に長く、険しい道のりですよね。

もし、そんな君の隣に、君が「”was” じゃなくて、なぜ “were” なの?」と聞けば、100通りの「たとえ話」で納得するまで教えてくれる「最強の文法コーチ」がいたら、どうでしょう?

そのコーチこそが、君のスマホやPCの中にいる「生成AI(ChatGPTやGeminiなど)」です。

この記事では、大学受験の英文法学習を「AIでどうハックするか」に徹底的にフォーカスします。「①『なぜ』を潰す、AIとの対話型理解術」「②4択問題の『思考プロセス』をAIに解説させる技術」といった、具体的な攻略法を解説します。

コピペOKの「魔法のプロンプト(指示文)」を使えば、AIは君だけの最強コーチに変身します。

ただし、一つだけ約束してください。AIはあくまで君の学習を加速させる「ブースター」であり、君の代わりに考えてくれる「自動操縦装置」ではありません。AIに答えを出させて終わりにするのではなく、AIとの対話を通じて「なぜ、この文法が使われるのか?」を考え抜くこと。その先にこそ、本当の実力アップが待っています。

さあ、AIコーチと一緒に、退屈な「ルールの丸暗記」を、本質を突いた「文法ハック」に変えていきましょう!

①【文法学習】「なぜ?」が分かるAI対話型レッスン

分厚い文法書の堅苦しい説明にうんざりしていませんか? AIなら、君が納得するまで、まるで対話するように文法の「なぜ?」を教えてくれます。

こんな悩み、ない?

  • 参考書の解説を読んでも、いまいちピンとこない。
  • 問題を間違えたけど、解説を読んでもなぜその答えになるのか分からない。

AIでこう解決!

1. 難しい文法事項を「たとえ話」で理解する

関係代名詞の非制限用法、仮定法過去完了…。複雑な文法ルールは、AIに身近なものでたとえてもらいましょう。難しい概念もスッと頭に入ってきます。

【魔法のプロンプト:文法事項を解説してもらう】

【プロンプト例】(コピペして使おう!)
あなたは日本一分かりやすく教える高校の英語教師です。
英文法の「仮定法過去完了」について、中学生にも理解できるように、具体的な「たとえ話」を使って解説してください。

実証例:

あなたは日本一分かりやすく教える高校の英語教師です。
英文法の「仮定法過去完了」について、中学生にも理解できるように、具体的な「たとえ話」を使って解説してください。

【AIの解答】
はーい、みんな、こんにちは!
日本一分かりやすく教える(とウワサの)英語教師、Gemini先生だよ!

今日は、中学生のみんながつまずきやすい、でも、分かれば超カンタンな「仮定法過去完了(かていほう かこ かんりょう)」について、とっておきの「たとえ話」で解説するよ!

😅「仮定法過去完了」って、名前がもう難しそう…

「仮定法」に「過去」に「完了」って…漢字だらけでイヤになるよね。
大丈夫。カンタンに言うと、これ、日本語の「あ〜あ、あの時もし〇〇してたら、△△だったのになぁ〜」っていう、【過去の後悔(こうかい)】や【過去の「もしも」話】をするための道具なんだ。

🎃 たとえ話:「昨日のハロウィンパーティー」

さあ、ここからが本番だよ。

想像してみて。昨日、学校でハロウィンパーティーがあったんだ。
君は、ドラキュラの仮装をしていった。

でもね、パーティー会場に行ったら、なんと!
君がひそかに「かっこいいな」って思ってるA君(Aさん)が、「オオカミ男」の仮装をしてたんだ。

「うわー!ドラキュラとオオカミ男!最強のコンビじゃん!」

でも、君は恥ずかしがって、A君に話しかけられなかった。
パーティーが終わった後、一人で家に帰る電車の中で、君はこう思ったんだ。

> (現実):「あ〜あ。私(僕)、勇気がなかった。だから、A君と話せなかった…。」

はい、これが【現実の過去】だよね。

でも、頭の中では、違うストーリーを考えてる。
それが【仮定法(もしも)の過去】だよ。

> (もしも):「あ〜あ!もし私(僕)に勇気があったら、A君と話せてただろうな〜!」

この「(実際は違ったけど)もしあの時〜だったら、〜だったろうに」こそが、「仮定法過去完了」の世界なんだ!

💡 なぜ「had + 過去分詞」なんて難しい形を使うの?

これが一番のギモンだよね。
「勇気があったら」って、過去の話なんだから、`If I had courage...`(もし勇気があったら)みたいに、普通の過去形で良くない?って思うよね。

ダメなんだ!

なぜなら、英語のルールには【「もしも」の話(仮定法)は、現実から「時間を1つずらす」】という、大事な決まりがあるから。

⏰ 「もしも」のタイムスリップ・ルール

1.  「もしも」の【今】の話(現実の「今」とは違う話)
    例:「もし(今)私が鳥なら…」
    → 時間を1つずらして「過去形」を使う。(If I were a bird...)
    ※これは「仮定法過去」っていう、前に習ったやつだね!

2.  「もしも」の【昨日】の話(現実の「昨日」とは違う話)
    * 例:「もし(昨日)私に勇気があったら…」
    * → さあ、どうしよう?「過去形」はもう「今のもしも」で使っちゃった!
    * → だから、「過去」よりも、さらに1つ時間をずらした「大過去(だいかこ)」を使うんだ!

「大過去」っていうのは、< had + 過去分詞 > のこと。

だから、「もしも」の【過去】の話(=仮定法過去完了)は、この「大過去」の形を使うってわけ!

🔧 「仮定法過去完了」の作り方

さっきの「ハロウィンの後悔」を、英語にしてみよう。

(もしも):「もし私(僕)にもっと勇気があったら、A君と話せてただろうな。」

これを、2つのパーツに分けて作るんだ。

① 「もし〜していたら」 のパーツ
`If + 主語 + had + 過去分詞`
If I had had more courage,
(えっ、had had? って思うかもしれないけど、「持っていた(have)」の過去分詞が「had」だから、こうなるんだ。文法的にはOK!)

② 「〜だっただろうに」 のパーツ
`主語 + would (could) + have + 過去分詞`
I could have talked with him/her.
(would have ~「〜だっただろうに」、could have ~「〜できてただろうに」)

🗣️ 合わせてみよう!

> If I had had more courage, I could have talked with him/her.
> (もし私にもっと勇気があったら、彼/彼女と話せていただろうに。)

これが「仮定法過去完了」の正体だ!

🏫 まとめ

仮定法過去完了は、

1.  使う場面: 「あ〜あ、過去のあの時…」と後悔したり、「もしも」を想像したりする時。
2.  たとえ話: 「ハロウィンで話しかけられなかった…」→「もし勇気があったら、話せてたのに!」
3.  形のルール: 「もしも」の話だから、現実の「過去」から、さらに時間を1つずらして「大過去(had + 過去分詞)」を使う!

どうかな?「仮定法過去完了」って、実は「過去へのタイムスリップ・トーク」だったんだ。
これでバッチリだね!
他に分からない文法があったら、いつでも先生に聞いておいで!

2. 間違えた問題を「ステップ・バイ・ステップ」で解き明かす

解説を読んでも分からない問題は、AIに「思考のプロセス」を実演してもらいましょう。どのルールを、なぜ、どのように適用するのかを段階的に説明させることで、解答への道筋がクリアになります。

【魔法のプロンプト:問題を解説してもらう】

この英文法問題の解説を読んでも理解できませんでした。
なぜこの答えになるのか、思考のプロセスを一つずつ、ステップ・バイ・ステップで丁寧に説明してください。

# 問題文
[ここに問題文を貼り付け]

# 私が理解できなかった解説
[ここによく分からなかった解説を貼り付け]

実証例:
この英文法問題の解説を読んでも理解できませんでした。
なぜこの答えになるのか、思考のプロセスを一つずつ、ステップ・バイ・ステップで丁寧に説明してください。

# 問題文
"If I ( ) a bird, I could fly to you." (もし私が鳥なら、あなたのところに飛んでいけるのに。)
①am ②was ③were ④had been

# 私が理解できなかった解説
これは仮定法過去の問題である。仮定法過去は、現在の事実に反する仮定を表すため、if節内の動詞は過去形を用いる。

ただし、仮定法過去の文において、if節内のbe動詞は、主語が I, he, she, it などの単数形であっても、'was' ではなく 'were' を用いるのが文法的な原則である。これは非現実的な仮定であることを明示的に示すためである。

したがって、選択肢3の 'were' が正解となる。

【AIの解答】
よし来た!任せとけ!
その解説、確かにちょっと言葉がカタいよな。「現在の事実に反する仮定」とか「非現実的な仮定を明示的に示す」とか…呪文かよ!って(笑)

OK。先生が、君がスラスラ「なるほど!」ってなるように、思考のプロセスを1ステップずつ解説するよ。

🕵️‍♂️ なぜ "If I were a bird..." が正解なのか? 思考ステップ解説

この問題 `If I ( ) a bird, I could fly to you.` を見た瞬間の、先生の頭の中を実況中継するぞ!

【ステップ1】まず、文の「キモチ」をつかむ。

「もし私が鳥なら、あなたのところに飛んでいけるのに。」

この文を言ってる人、本気で「俺、鳥になれるかも」って思ってるかな?
…思ってないよな!

「(あ〜あ、実際は人間だけど)もしも鳥だったらなぁ…(絶対ムリだけど)」

はい、ここが最重要ポイント!
これは、「現実(いま)とは違う、100%ありえない『もしも』の話」なんだ。

これを、難しい言葉で「仮定法(かていほう)」っていうんだ。

【ステップ2】「ありえない『もしも』話」の合図(あいず)を探す。

英語では、「これは現実じゃないよ!『もしも』の話だよ!」っていうのを、わざと「時間を1つ昔にズラす」ことで表現するルールがあるんだ。

* (現実の話)「私は鳥です」 → I am a bird. (現在形)
* (もしもの話)「もし私が鳥なら」 → I (???) a bird.

「もしも」の話だから、時間を「現在」から「過去」にズラす必要がある。
だから、まず① `am`(現在形)は脱落だ。「もし私が(今)鳥なら」っていう「もしも」の話なのに、現在形を使ったら「現実」の話になっちゃうからね。

【ステップ3】「過去形」のどっちを選ぶか? `was` vs `were`

時間をズラして「過去形」にする、っていうルールだから、選択肢は
② `was`
③ `were`
のどっちかだ。

普通、I(私)の相棒になる過去のbe動詞は `was` だよね。「I **was** sick yesterday.(昨日、病気だった)」みたいに。

だから、② `was` を選びたくなる…
待った!そこがこの問題最大のワナだ!

【ステップ4】「ありえない度MAX」の最強の合図、`were` 登場!

ステップ1を思い出して。「(絶対ムリだけど)もしも鳥だったら…」っていう話だったよな。

英語では、この「ありえない度MAX」の「もしも」の話をするとき、主語が I だろうが He だろうが She だろうが、ぜーんぶ `were` を使う!っていう、特別なルールがあるんだ。

* (普通の過去) I was busy. (俺、忙しかったんだ)
* (もしもの世界) If I were rich... (もし俺が金持ちだったら… ※今は貧乏)

`were` を使うことで、「あ、これ、現実じゃないんだな」「夢物語なんだな」って、聞いた瞬間に分かるようになってるんだ。
`were` は、「仮定法」の世界の「特別なユニフォーム」みたいなもんだ!

だから、② `was` ではなく、③ `were` が正解になる。

(※ちなみに、④ `had been` は、「(昔のあの時)もし鳥だったら…」っていう、「過去のもしも」の話で使う。今回は「(今)もし鳥なら」だから、④も違うね。)

 💡 まとめ

分かりにくい解説を、先生の言葉でまとめるとこうだ!

1.  「もしも」の話(仮定法)は、時間をズラす!
    * 「(今)もしも鳥なら」 → 過去形を使うぞ!
    * (だから `am` はダメ)

2.  「ありえない『もしも』」のbe動詞は、`were` で決まり!
    * 「I」の仲間は普通 `was` だけど、「ありえない『もしも』」の世界では、`I were` に変身する!
    * (だから `was` じゃなくて `were` が正解!)

どうかな?「なんでわざわざ `were` を使うのか」のキモチが分かれば、もう怖くないだろ!

また分からなくなったら、いつでも聞いておいで!

【重要】AI学習を成功させるための3つの心構え

ここまで、退屈な「文法の丸暗記」を、AIを使って本質を理解する「文法ハック」に変える方法を解説してきました。

AIは、君が「仮定法って何?」と聞けば「ハロウィンパーティー」のたとえ話で応え、君が「この4択が分からない」と悩めば「思考ステップ」を実況中継し、君が「英作文が書けない」と嘆けば「無限の添削」に付き合ってくれる、まさに最強の「壁打ち」相手(スパーリング・パートナー)です。

ただし、この記事の冒頭で交わした「約束」を、もう一度思い出してください。

AIはあくまで君の学習を加速させる「ブースター」であり、君の代わりに考えてくれる「自動操縦装置」ではありません。

AIが示した「完璧な模範解答」を眺めて満足してはいけません。 本当の「文法力」がつく瞬間は、AIの答えを見たです。

「なぜAIは、ここで “would” ではなく “could” を使ったんだろう?」 「なぜAIは、僕の使った “in” を “at” に修正したんだろう?」

AIとの対話を通じて、君自身の頭で「なぜ?」を考え抜くこと。 その先にこそ、本当の実力アップが待っています。

まとめ:AIを最強のパートナーに、合格を掴み取れ

ここまで、英文法学習の様々な場面でAIをどう活用するかを見てきました。

AIを使いこなすスキルは、もはや単なる勉強のテクニックではありません。大学での研究や、将来社会に出たときにも必ず役立つ、これからの時代に必須の能力です。

大切なのは、AIに振り回されるのではなく、君が「主体的に」AIを使いこなすこと。AIを最強のパートナーにして、自分だけではたどり着けなかった高みへと駆け上がり、志望校合格というゴールを掴み取りましょう!

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