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理科全科目で点数が安定しない理由と、資料問題・計算問題に共通する“読み取りと判断の型”による直前期総仕上げ

更新日 : 2025年12月13日

共通テストの理科は、物理・化学・生物・地学のどの科目も、文章と図表を通して状況を読み取り、判断する力が求められます。そのため、直前期になるほど「解ける問題と解けない問題の差が激しい」「演習では取れるのに本番形式で落とす」という悩みが増えます。これは知識量ではなく、資料をどの順番で読み、どのように判断するかという“型”が整っていないことが原因です。

理科は記憶力や才能ではなく、情報処理の順番で点数が決まります。この記事では、全科目に共通する「読み取りの型」「判断の型」「直前期の演習方法」を整理し、今日から安定させる方法をまとめます。

理科が安定しない生徒に共通する事実

理科全体で点数が安定しないケースには共通点があります。

・資料のどこを見れば良いかわからない
・条件を読み飛ばしてしまう
・計算に入る前に迷う
・文章量が多くなると判断がぶれる
・解いたときの“再現性”が低い

科目が違っても、「情報をどう扱うか」という問題が本質です。この課題は、読み取りの順番と判断基準を固定することで改善します。

理科は“手順”で点数が決まる科目である理由

理科の問題は、現象を読み取って正しい式や判断につなげるプロセスが中心です。つまり、知識そのものよりも「どの順番で処理するか」が点数を左右します。手順が安定すると、文章や資料に揺さぶられにくくなり、どの分野でも一定の得点が取れるようになります。

物理は図示と立式、化学は条件整理と物質量、生物は因果の整理、地学は資料の読み取り。このように、各科目の特性は違いますが、共通して重要なのは“情報を絞り込み、判断するまでの流れを固定すること”です。

理科共通で使える“読み取りの型”

資料問題を読むとき、次の順番を守ると判断が安定します。どの分野でも共通して使える手法です。

① 最初に「軸」を読む

グラフなら縦軸と横軸、表なら何と何の比較かを確認します。最初の数秒で問題の意図が大枠でつかめます。

② 変化が大きい部分から読む

値そのものではなく、どこで急に変化しているか、増減があるかを見ます。傾向を捉えることが選択肢判断の土台です。

③ 条件の違いに注目する

条件を変えた実験や比較資料は、差そのものが“因果”です。違いが生まれた理由を探す意識を持つと迷いが減ります。

④ 数値ではなく“関係性”を見る

理科の資料は、絶対値よりも比例・反比例・周期・増減などの関係性が判断の軸になります。

理科共通の“判断の型”

次に、資料を読んだ後、どのように判断するかの手順です。これも全科目で共通して使えます。

① 何を問われているかを先に確認する

選択肢を先に読むことで、資料のどこに注目すべきかが明確になります。

② 必要な情報だけを抜き出す

資料には多くの情報が含まれていますが、すべてを使う必要はありません。問われていることに関係する部分だけ整理します。

③ 増える・減る・強い・弱いといった“方向”で判断する

理科は方向性が合っていれば正答に近づきます。方向が逆の選択肢はこの段階で除外できます。

④ 不自然な選択肢から先に切る

理科の選択肢には、因果が逆転している、条件が合っていないなど“明らかにおかしい”ものが含まれます。ここから除外することで迷いが減ります。

物理・化学・生物・地学に共通する“つまずきの構造”

科目は違っても、つまずきには共通の構造があります。

物理は、図示が曖昧だと式が安定しません。 化学は、条件整理が不十分だと計算がぶれます。 生物は、因果が整理されていないと資料問題に弱くなります。 地学は、読むべき順番が曖昧だと情報に流されます。

つまり、つまずきの原因は「情報処理の順番」にあります。順番さえ整えば、どの科目も短期間で安定します。

直前期に最適な理科全科目の演習サイクル

理科は、短いサイクルで判断の型を繰り返すことで安定します。次の方法が最も効果的です。

・毎日、物理・化学・生物・地学の中から1分野だけ選んで資料問題を解く
・間違えた理由を「読み取り」「条件」「因果」「計算」のどこにあったか分類する
・翌日、同じ分類の問題を1題だけ解く
・週末に一週間分の“判断のズレ”をまとめて修正する

知識を増やすよりも、判断の型をそろえるほうが直前期には効果があります。

理科は“仕組み”で伸びる科目

理科は、暗記量より仕組みの理解が得点を左右します。資料をどの順番で読み、どの視点で判断すれば良いかが整うと、本番でも迷いが減り、点数が安定します。直前期でもまだ伸ばせる科目であり、正しい手順をつくることで確実に再現性が高まります。

現論会としてできるサポート

現論会では、理科全科目を「知識の科目」だけではなく「判断の科目」としても扱います。資料問題や計算問題をどの順番で読み、どう判断すれば再現性が高まるかを一緒に設計し、生徒が本番で迷わない状態をつくることを重視しています。

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