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物理で点数が安定しない理由と、図示と立式の“判断ルール”を整える直前期対策

更新日 : 2025年12月13日

共通テストの物理は、必要な知識そのものはそれほど多くありません。しかし「解ける日と解けない日がある」「わかるのに点数が伸びない」という悩みが多い科目です。この不安定さは、暗記不足ではなく“状況整理の手順が整っていない”ことが主な原因です。物理は正しい図示と立式の手順が揃えば、直前期でも得点が安定します。

物理で点数が安定しない生徒に共通する事実

次のような状態が続いている場合、知識よりも手順に問題があることが多いです。

・図を描くかどうかが毎回バラバラ
・式が思い浮かばず時間がかかる
・力の向きの判断に迷う
・電磁気でベクトルの向きが混乱する
・公式は覚えているが使いどころがわからない

物理は「状況を図で整理して、正しい式に落とし込む」という一連の流れが再現できないと、点数が安定しません。逆に言えば、この流れさえ整えれば短期間で安定します。

なぜ図示と立式が点数の安定を左右するのか

物理の問題は、文章を読んだだけでは状況を完全に把握できないことがあります。図示をすることで、力の向き、速度の関係、位置の変化などが視覚化され、判断が安定します。

脳科学の観点でも、視覚化された情報を使うほうが作業記憶の負荷が減り、ミスが起こりにくくなります(一般的な研究知見)。つまり、図示は“勉強法”ではなく“脳の仕様に合った処理方法”です。

立式に関しても、公式を暗記していても状況と公式が結びついていなければ意味がありません。物理の立式は、状況 → 適用する法則 → 立式 の順番を固定することで、迷いが減ります。

直前期に整えるべき三つの判断ルール

物理で最も大きな差がつくのは「問題を読んでから式を書くまでの数十秒」です。ここを安定させるために必要な判断ルールは三つです。

1つ目は、図示をどの段階で行うかを決めておくことです。問題を読んでからすぐ図を描くのか、条件を箇条書きしてから描くのかを固定します。

2つ目は、適用する法則を先に選ぶことです。力学なら運動方程式・エネルギー・運動量保存のどれを使うのかを最初に決めることで、立式が速くなります。

3つ目は、計算に入る前に「何を求めるか」を明確にすることです。これが曖昧だと式変形が迷い、時間がなくなります。

力学で点数が安定する図示の手順

力学は物理の中で最も点数差がつく分野であり、図示と立式の流れが安定すると急速に得点が伸びます。ここでは直前期でも改善しやすい手順を整理します。

① 物体を一つずつ取り出して描く

複数の物体がある場合、ひとまとめにすると力の向きが混乱します。必ず1物体1図で描く習慣をつけます。

② 作用する力を上・下・左右に分けて書く

重力・垂直抗力・張力・摩擦などの基本的な力を“方向別”に整理することで、符号のミスが激減します。

③ 運動の向きを先に決める

正方向を決めると、その後の式の符号が統一され、ミスが減ります。これは直前期の安定性に大きく影響します。

④ 状態の変化を図に反映する

等加速度なのか、力が途中で変化するのか、速度が0になる瞬間があるのかを図で示す習慣が重要です。

電磁気で混乱が起きやすい原因と改善手順

電磁気は「向き」に関するミスが多い分野です。これは感覚で判断しようとすることが原因です。向きはルール化すれば安定します。

① 力・電流・磁場の三つの関係を一枚の図で表す

フレミングの左手の法則を使うのではなく、電流・磁場・力の三つを矢印で描くことで視覚的に判断できます。

② 磁束・誘導起電力は「増えるか減るか」で判断する

向きを直接暗記するのではなく、変化の方向に注目するほうが判断が安定します。

直前期に最も効果のある演習方法

物理は演習の仕方で点数の伸びが大きく変わります。直前期は次の方法が最も効率的です。

・1題につき図示→立式→計算→分析の順で必ず行う
・立式が安定しているかどうかを優先して確認する
・時間内に解けなかった問題は「どこで迷ったか」を文章で記録する
・翌日、その迷った部分だけを短く復習する

この方法は負荷が強すぎず、短期間でも再現性の高い力が身につきます。

物理は“構造化”で最も伸びる科目

物理は“才能”よりも“手順”で伸びる科目です。知識を増やすよりも、図示と立式の流れを整えることで、直前期でも安定した得点が取れるようになります。

焦りが出やすい科目ですが、判断ルールを固定すれば迷いが減り、本来の実力が発揮できます。

現論会としてできるサポート

現論会では、物理の知識を教えるだけでなく、“思考の手順”を一緒に作ります。直前期でも安定した立式ができる状態を目指し、本番で迷わない仕組みを整えることを重視しています。

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