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共通テスト英語リーディングの時間が足りない理由と、読む順番の最適化|40日前からできる改善手順

更新日 : 2025年12月11日

共通テストの英語リーディングで多くの受験生が悩むのが「最後まで解き切れない」「時間が足りず正確に読めない」という問題です。特に直前期は演習量が増える一方で、得点の伸び悩みや時間不足が目立つ時期でもあります。この記事では、時間が足りなくなる理由を構造的に整理し、読む順番を最適化することで安定した得点につなげる方法をまとめます。

時間不足が起きる生徒に共通する事実

時間不足の多くは英語力そのものよりも、問題への向き合い方や読む順番に原因があります。次のような状況が直前期の受験生に共通して見られます。

・本文を初めから丁寧に読んでしまう
・設問を読む前に本文へ入ってしまう
・文章量に圧倒されて焦る
・根拠探しに時間がかかり、戻り読みが増える
・文章の重要度を判断できていない

これらは「読む順番の設計」が不足しているときに起こります。逆に言えば、順番を整えるだけで処理速度は大きく改善します。

なぜ読む順番でスピードが変わるのか

共通テストの英語リーディングは、情報量が多い文章を短い時間で処理する試験です。脳は目的が不明確な読み方をすると負荷が増え、処理速度が低下します。そのため、読む順番が整っていないと本文に時間を取られ、後半で時間切れが起こりやすくなります。

脳科学の観点でも、人は目的を明確にしてから文章に入るほうが、必要な情報に注意が向きやすくなります。設問を先に読むことで「どの情報を探すべきか」が明確になり、読むスピードが安定します。

読む順番を最適化するための基本方針

読む順番を改善する際は、次の三つを押さえることが重要です。

1つ目は「設問→本文」の順で入ることです。目的が明確になるため、読み飛ばしや戻り読みが減ります。

2つ目は「本文の全理解を目指さない」ことです。共通テストでは全文を丁寧に読む必要はありません。必要な情報だけを拾いに行く読み方が求められます。

3つ目は「根拠の位置を短くメモする」ことです。戻り読みが大幅に減り、時間管理が安定します。

問題タイプ別:読む順番の最適化

共通テストのリーディングは問題タイプによって最適な読み方が異なります。ここでは典型的な四つのタイプを取り上げ、読む順番を整理します。

① 情報照合型(図表・メール・案内文)

このタイプは設問先読みが最も効果的です。求められている情報が具体的であるため、本文を全て読む必要はありません。設問で指定された条件に対応する部分だけを拾うのが効率的です。

② 内容一致型(長文の要点把握)

設問で問われる範囲が広いため、本文全体の流れをつかむ必要があります。ただし最初から細かく読むのではなく、段落ごとの主題をつかむことを意識します。主題を把握しておけば、選択肢の絞り込みが格段に速くなります。

③ 詳細理解型(根拠箇所を探す問題)

設問のキーワードを先に確認し、本文に入ってから一致する箇所を探します。根拠が短いことが多いため、設問先読みと本文の読み方が一致すれば時間短縮が可能です。

④ 要約・文章構造型(流れを把握する問題)

段落間のつながりを意識する必要があるため、読み方の視点を少し上げる必要があります。最初に設問で視点を把握し、本文を読む際には段落の役割を意識します。

40日前から実践できる改善手順

読む順番を改善するために、40日前から無理なく取り組める手順をまとめます。

① 毎回必ず「設問→本文」の順番を徹底する

この順番を徹底するだけで、本文を読むスピードと根拠探しが安定します。手順の一貫性が得点の安定につながります。

② 本文は段落ごとに主題をつかむ

段落の主題さえ把握できていれば、細かな内容に迷わされずに選択肢を判断できます。

③ 根拠が見つかったら短くメモする

根拠の段落番号や行をメモする習慣をつけることで、戻り読みの時間を大きく減らすことができます。

④ 時間配分を固定する

例えば、大問1〜3を20分以内、大問4〜6を35分以内など、決めた時間配分を繰り返すことで本番も安定しやすくなります。

⑤ 演習のたびに「どこで時間を使ったか」を振り返る

細かい時間の使い方を把握することで、改善ポイントが明確になります。分析まで含めて1セットと捉えることが重要です。

読む順番が整うと点数はどう変わるのか

読む順番を整えると、最初に変化が表れるのは「焦りが減る」という点です。焦りが減ると判断が安定し、結果的に正答率が上がります。また、時間不足が改善されることで後半の大問での失点が減るため、合計得点が上がりやすくなります。

点数を上げるために難しい単語を大量に覚える必要はありません。読む順番という“仕組み”を整えるだけでも、直前期でも十分に改善が可能です。

現論会としてできるサポート

現論会では、科目の学習だけでなく解法も一緒に設計しています。英語リーディングのスピードや安定性は、個人の感覚ではなく仕組みで改善できます。読む順番の作り方や根拠の取り方を具体的に整え、本番で迷わない手順を一緒に作ります。

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