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AIを“第二の先生”として使う方法|自立した受験生になるための正しい活用法

更新日 : 2025年11月14日

AIは正しく使えば、受験勉強の強い味方になります。
ただし、AIは「自分の代わりに勉強してくれる存在」ではなく、
自分の理解を深めるための道具です。

この記事では、
AIを“第二の先生”として活用する方法を中心に、
自立した学習者になるために必要な姿勢まで丁寧に解説します。
昨日の内容と内容が重ならないよう、視点を変えてまとめています。


■ AIが「第二の先生」として優秀な理由

多くの受験生が「質問する相手がいない」「自分の理解が合っているのか不安」という悩みを抱えています。
AIは、こうした場面を補助する役割に非常に向いています。

理由は次の3つです。

  • 24時間いつでも質問できる
  • 納得するまで何度でも説明を変えてもらえる
  • 自分のレベルに合わせて説明の難易度を調整できる

人に聞くときのような気まずさもないため、
「分からない部分をそのまま放置する」という勉強の最大のリスクを避けられます。


■ ただし“AIが代わりに考える”は危険:自立を失うと伸びない

ここが最重要です。 AIは便利ですが、頼りすぎると決定的に弱い受験生になる可能性があります。

AIは文章をもっともらしく生成できるため、 「理解した気分」だけ与えてしまうことがあるからです。

本番の試験では

  • 問題文を読み取り
  • 条件を整理し
  • 解き方を自分で決める

このプロセスが必要ですが、AIに依存するとこの力が育ちません。

AIは答えを作れるが、あなたの思考力は育ててくれない。

だからこそ、AIを使うときは「自分で考えた後に質問する」という順序が必須です。


■ AIを“第二の先生”にするための3ステップ

ここでは「頼りすぎを避けつつ最大限使う方法」を紹介します。

● ステップ① 自分の考えを先に言語化する

まずは自分で考えた解き方・理解を整理します。 そしてAIにはこう伝えます。

「自分はこう理解しています。どこがズレていますか?」
「この解法の弱点を指摘してください」

自分の言葉で説明すると「理解の穴」が見えるようになります。
AIはその穴を埋める役割。

● ステップ② 説明を“比較”して理解を深める

AIは説明の角度を自由に変えられます。 同じ内容でも

「図解で説明してください」
「数学が苦手な人向けに説明してください」
「学者っぽい厳密な説明をしてください」

こう依頼することで、 1つの概念を複数の視点から理解できるようになります。

これは教科書だけでは得られないメリットです。

● ステップ③ 最後に“自力で説明できるか”を確認する

AIの説明を受けた後、必ず

「この内容を自分の言葉で説明できるか?」

これをチェックしてください。 説明できないなら、まだ理解は不十分です。

理解と記憶に必要なのは「自分で言語化すること」です。 AIはそのための材料を提供してくれるだけ。 ここで“自立した学習”が完成します。


■ AIを使うときの注意点|①とは違う観点で整理

①では「誤情報・思考停止」の話をしました。 ここでは、別の実践的な注意点をまとめます。

● 注意①:AIは入試問題の採点者ではない

AIに「採点して」と頼んでも、
大学の採点基準を完全に再現することは不可能です。

特に英作文・数学記述は誤差が大きくなります。 AIの採点は参考程度。最終判断は必ず自分で行う必要があります。

● 注意②:AIは“わからないと言わない”

AIは間違っていても自信満々に答えます。 だから、次のように質問するのが安全です。

「確実に根拠がある部分だけ答えてください。推測は書かないでください。」

これだけで誤情報は大幅に減ります。

● 注意③:最新の入試情報には弱い

最新の入試傾向・変更点はAIだけでは把握できません。 情報源は必ず公式サイト・赤本・学校資料で確認してください。


■ 受験生が“自立した学習者”になるためのAIの使い方

AIを使う目的は「ラクをすること」ではありません。 目指すべきは

自分で考えて、自分で修正できる受験生になること。

AIはそのためのツールです。 AIを使うほど、自然と「自分の弱点」や「理解の浅い部分」が見えるようになります。

大事なのは

  • 弱点を直すのは自分自身
  • 成長するのは自分自身
  • 本番で解くのも自分自身

AIはあなたの代わりにはなりません。 しかし、自立した学習への道を示してくれる“第二の先生”にはなってくれます。


■ 具体的に使えるプロンプト集

今日から実際に使える、勉強効率が上がる質問を紹介します。 ①本目とは質問のタイプを変えています。

● 「説明の理解度チェック」用プロンプト

私はこの単元をこう理解しています(→説明を書く)。
この理解で本番の問題を解けますか?  
もし不十分な点があるなら具体的に教えてください。

● 「弱点発見」用プロンプト

この解答の弱点を3つ教えてください。  
本番で点数を落としやすいポイントが知りたいです。

● 「勉強の進め方の改善」用プロンプト

今の勉強方法の問題点を整理してください。  
改善案を短期(1週間)と長期(1ヶ月)でそれぞれ教えてください。鵜呑みにしすぎないことが大事です!新たな意見くらいのつもりで!

これらは「AIに考えさせる」のではなく、 自分の学習を客観視するための使い方です。


■ まとめ:AIを使うほど“自立した学び”ができるようになる

AIは受験の強力な味方ですが、使う姿勢がすべてを決めます。

  • AIに丸投げ → 思考力が失われる
  • 自分で考えてから使う → 理解が深まる
  • 説明を比較する → 言語化が上達する
  • 弱点を発見 → 自立した学習が進む

つまり、AIはあなたを“依存させる存在”にも、 あなたを“自立させる存在”にもなります。

その違いを作るのは、あなたの使い方だけです。

AIをうまく使うことで、受験勉強は確実に効率化できます。 ただし最終的に伸びる受験生は例外なく

「自分の頭で考える力を持っている人」です。

AIは“第二の先生”。
でも、あなた自身が“主役の受験生”であることは変わりません。

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