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勉強のやる気を科学する|「報酬系脳」を味方につける方法

更新日 : 2025年10月22日

「やる気が出ない」——多くの受験生が抱える悩みです。
ただし、やる気は“降ってくるもの”ではなく、自分でつくるもの
その鍵を握るのが、達成や期待に反応する脳の報酬系です。

そして大事なのは、「やる気があるから頑張る」のではなく、「頑張ったからやる気が出る」という順番。
脳科学的にも、行動のあとにやる気が生まれることがわかっています。


① 最初の一歩を最小化する:「3分・1問・10個」

やる気は行動のあとに生まれる仕組みです。
だからこそ、最初の一歩をできる限り小さくしましょう。

  • 英単語は3分だけ音読
  • 数学は1問だけ解く(途中式まで書く)
  • 古文単語や社会用語は10個だけ確認

この“小さな成功体験”が報酬系を刺激し、ドーパミンが分泌されます。
その快感が「もう少しやってみよう」という気持ちを引き出すのです。


② ご褒美は「直後・具体・小さく」設計する

報酬の効果はタイミングと具体性で決まります。学習直後に、小さなご褒美を与えましょう。

  • 「50分勉強+10分休憩」で、休憩直後に温かい飲み物短い散歩
  • 進捗を可視化(チェック欄に✔、進捗バーを1目盛り進める)

大きすぎるご褒美は、逆に次の行動を重くします。
ポイントは「小さく・すぐに・具体的に」与えることです。


③ 外発→内発へ:動機を移行させる

最初は「提出物」や「管理」などの外発的動機でOK。
中盤以降は、以下の工夫で内発的動機に変えていきます。

  • 「解けた」「前より速くできた」などの成功体験を言語化してメモする
  • 合格後にしたいことを写真や言葉で可視化(スマホの壁紙・手帳など)

「やらされている」から「自分が選んでやっている」に変わる瞬間、
努力は継続可能な習慣になります。


④ 環境で“やる気の損失”を防ぐ

やる気を高めるよりも、やる気を削られない環境を作るほうが効果的です。

  • スマホは物理的に別室、またはタイマー保管
  • 学習前に机上リセット(60秒)で視界からノイズを消す
  • 毎日同じトリガー(BGM・ペン・場所)で勉強開始

環境を整えることで、「やる気が出ない日」でも動ける確率が高まります。


⑤ 「今日の最重要1タスク」を先に終わらせる

やる気は勢いの法則に従います。
最も得点インパクトの高い1タスクを先に終わらせましょう。

  • 英語:長文1題の要約を完成させる
  • 数学:頻出分野1パターンを時間計測で解く
  • 国語:現代文の設問タイプ別に根拠ラインを引く

「一番大事なことをやり切った」という実感が、
その日の学習全体を押し上げます。


⑥ まとめ:「行動がやる気を生む」

やる気は「待つ」ものではありません。
行動 → 成果 → 脳の報酬系が刺激される → やる気が生まれる
このサイクルを理解して、小さく動き続けることが大切です。

つまり、「やる気があるから頑張る」ではなく、「頑張ったからやる気が出る」
勉強を“やる気に頼らない仕組み”に変えましょう。

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タグ:勉強 やる気 / 脳科学 / 高校生 / 神戸 / ドーパミン

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