脳を味方につける「バレンタイン戦略」
更新日 : 2026年2月14日
今日はバレンタインデーですね。受験勉強の真っ只中にいる皆さんにとっては、甘いイベントを楽しむ余裕なんてないかもしれません。しかし、私はこの時期だからこそ、脳科学の視点からあえて「自分への小さなご褒美」を戦略的に取り入れることをおすすめしたいのです。ストイックに追い込むことも大切ですが、脳を効率よく働かせるには「報酬」が不可欠だからです。
私たちの脳内では、目標を達成したり、何か良いことが起きたりすると「ドーパミン」という快楽物質が分泌されます。このドーパミンは、やる気や集中力を引き出し、学習の効率を飛躍的に高めるブースターのような役割を果たします。私は、この直前期に「ただ苦しいだけの勉強」を続けるのではなく、意図的にドーパミンが出る仕組み(報酬系)を自分の中に組み込んでほしいと考えています。
例えば、「この過去問を1年分やり遂げたら、大好きなチョコレートを一つ食べる」「今日のタスクがすべて終わったら、お気に入りの動画を5分だけ見る」といった、ささやかな報酬を設定してみてください。脳は「これを頑張れば良いことがある」と認識すると、疲労感を感じにくくなり、より深い没入状態に入りやすくなります。私は、この「自分を上手に乗せる技術」こそが、長丁場のラストスパートを走り抜く鍵になると確信しています。
また、チョコレートに含まれるテオブロミンにはリラックス効果があり、カカオポリフェノールには脳の血流を促す効果も期待されています。バレンタインの甘い香りを単なる誘惑として遠ざけるのではなく、脳のメンテナンスのための「良質なガソリン」として活用してしまいましょう。自分を追い込みすぎて心がカサカサになってしまう前に、少しの甘みで心と脳を潤してあげてください。
頑張っている自分に、誰よりも一番に「お疲れ様」を言えるのは、あなた自身です。今日という日を、自分を励まし、再び立ち上がるためのポジティブな節目にしてみませんか。私は、あなたが自分の心と対話しながら、賢く、力強くこの局面を乗り越えていく姿を応援しています。さあ、一粒のチョコを力に変えて、次の問題へと進みましょう!
【受験生へ】現論会YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/genronkai