【受験生へ】「自信」は形から創り出せる
更新日 : 2026年1月27日
入試本番が近づくと、どうしても不安で猫背気味になったり、自信なさげな表情になってしまったりすることはありませんか。心と体は密接につながっています。心が不安だから姿勢が崩れるのは自然なことですが、実はその逆も然り。「体の形を変えることで、心を変える」というアプローチが、本番のプレッシャーを跳ね返す大きな力になるのです。
心理学には「ハロー効果」という言葉があります。これは、ある対象を評価するときに、目立ちやすい一つの特徴(外見や態度など)に引きずられて、他の特徴まで歪めて評価してしまう現象のことです。通常は他人の評価に使われる言葉ですが、私はこれを「自分自身への評価」に応用してみてはどうかと思うのです。試験会場で、あえて胸を張り、堂々とした態度で座ってみる。すると、自分の脳が「今の自分は自信に満ちているんだ」と錯覚し、それに合わせて集中力や判断力が引き上げられる。自分自身に対して「自信がある自分」というハロー効果をかけるのです。
具体的には、会場に入る前に一度深く息を吸って、背筋をピンと伸ばしてみてください。そして、目の前の問題用紙に向かうときも、「自分はこの問題を解きに来たんだ」という強い意志を込めてペンを握ります。弱気な気持ちが顔を出しそうになったら、あえて口角を少しだけ上げてみるのも効果的です。こうした「自信がある人のフリ」をすることが、脳内の化学反応を変え、本来のパフォーマンスを引き出すための呼び水になります。
私は、自信というものは、内側から湧き出てくるのを待つものではなく、外側から技術的に「演出」するものだと考えています。根拠がなくても構いません。今日一日、「できる自分」を演じ切ってみてください。その姿勢の変化が、あなたの思考をクリアにし、解けないと思っていた問題への突破口を開いてくれるはずです。形が整えば、心は後から必ずついてきます。
明日の朝、鏡の前で自分の姿をチェックするとき、一番「強そうな自分」を作ってから家を出てみてください。その凛とした佇まいが、試験会場という戦場であなたを守る最強の鎧になるのではないかと私は願っています。堂々と、胸を張って。今のあなたには、それだけの価値があるのですから。
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