「自学自習ができない」高校生が変わる!プロの学習コーチが教える習慣づくりの秘訣
更新日 : 2025年7月14日
「やらなきゃいけないのは、痛いほどわかってる。でも、どうしてもスマホを触ってしまう…」
「計画を立てても、気づけば三日坊主。自分はなんて意志が弱いんだ…」
西宮・芦屋エリアで大学受験を目指すあなた、そしてそんなお子様の姿を見て「このままで大丈夫かしら」と心配されている保護者の皆様。
もし、自学自習ができない原因が、あなたの「意志の弱さ」のせいではないとしたら、どうでしょうか?
実は、自学自習には明確な「技術」が必要です。意志の力だけに頼っていては、誰でも挫折してしまいます。この記事では、私たち学習コーチングのプロが実践している、自学自習の習慣を科学的に身につけるための「秘訣」と、その先にある本当のゴールについてお話しします。
なぜ、あなたの「やろう!」は三日坊主で終わるのか?
意志の力に頼った勉強が続かないのには、ちゃんとした理由があります。まずは、あなたが陥っているワナを客観的に見てみましょう。
理由①:目標が「大きすぎる」
「今日から毎日5時間勉強する!」「この夏で偏差値を10上げる!」といった大きすぎる目標は、始める前から心を重くし、達成できなかった時に「やっぱり自分はダメだ」という強烈な自己否定感を生みます。これが、やる気を削ぐ最大の原因です。
理由②:行動の「ハードルが高い」
「さあ、勉強するぞ」と思ってから、「自分の部屋に行き、机を片付け、椅子に座り、カバンから参考書とノートを出し…」この一連の動作、実は脳にとっては非常に面倒なプロセスです。この「行動のハードル」の高さが、無意識のうちにあなたを勉強から遠ざけています。
理由③:管理者が「自分だけ」
自分一人の頭の中で立てた計画は、誰にも迷惑をかけないため、いとも簡単に破られます。「今日くらいはいいか…」という甘えに、一人で打ち勝ち続けるのはプロのアスリートでも至難の業。客観的な視点で進捗を管理し、軌道修正してくれる存在がいない限り、計画は形骸化します。
プロが実践する!自学自習を”自動化”する3つの習慣化テクニック
では、どうすれば自学自習を「意志」ではなく「技術」でコントロールできるのでしょうか。今日から試せる具体的なテクニックを3つご紹介します。
テクニック①:「2分ルール」で脳をダマす
「やる気が出ない…」と感じたら、とにかく「2分だけ」やってみてください。「英単語を2分だけ見る」「数学の問題を1問だけ解く」。ポイントは、行動のハードルを極限まで下げること。一度始めてしまえば、脳の「作業興奮」という機能が働き、意外とそのまま続けられるものです。僕もいまだに勉強したくないな、と怠けてしまうことが多いです。そんな時、まずは目の前の参考書を広げる。からしています。先を見ない。とにかく目先のことから。小さな一歩を重ねることが大きな一歩につながることを実感しましょう。
テクニック②:「場所」と「行動」をセットにする
「塾の自習室のこの席に着いたら、まず『システム英単語』を開く」「電車に乗ったら、古文単語帳を開く」というように、特定の場所と特定の行動をセットで記憶させます。これを繰り返すことで、その場所に行くと、意識せずとも体が勝手に動くようになります。これが習慣の「自動化」です。そのため僕はよく学校の中を移動しています。午前中はオープンスペース、夜は図書館などなど。環境を変えることがすなわち思考の切り替えにもなります。
テクニック③:「週1回の作戦会議」で他人を巻き込む
自分の計画と実行結果を、毎週誰かに報告する場を設けましょう。友人でも親でも構いませんが、理想は客観的なアドバイスをくれる「コーチ」のような存在です。「誰かに見られている」という適度な強制力が、あなたをサボりの誘惑から守ってくれます。
私たちの最終目標は「生徒が”自分のコーチ”になる」こと
上記のテクニックは非常に有効ですが、現論会が目指すのは、そのさらに先です。
それは、生徒自身が自分の課題を見つけ、計画を立て、実行し、改善する力、すなわち「自律性」を育てることです。
私たちは、単なる”監視役”ではありません
私たちのコーチングは、「計画通りにやったか?」をただチェックするだけの”監視”ではありません。コーチの役割は、生徒との対話を通じて、生徒自身に考えさせる「伴走者」であることです。「なぜ今週は計画通りに進まなかったんだろう?」「どうすれば来週はうまくいくかな?」こうした問いかけを繰り返すことで、生徒の思考力と課題解決能力を徹底的に鍛えます。
受験の先の人生で役立つ「最強の武器」
この「自分で自分をコーチングする力」こそ、私たちが生徒に提供したい本当の価値です。大学での研究、社会に出てからのキャリア形成、新しいスキルの習得…。人生のあらゆる場面で、この力はあなたを助ける「最強の武器」となります。私たちは、大学合格はもちろん、その先の人生まで見据えて、生徒一人ひとりの自主性を育てています。
意志の力に頼る勉強は、もう終わりにしませんか?
意志の力に頼っては挫折し、自己嫌悪に陥る…。そんな苦しい受験勉強は、もう終わりにしましょう。
自学自習は「根性」ではなく「技術」です。正しい技術を身につければ、あなたの学習効率は飛躍的に高まり、勉強は「やらされるもの」から「自分で進めるもの」へと変わります。
現論会西宮苦楽園校の「無料相談」では、あなたが「なぜ自学自習ができないのか」を分析し、あなただけの「自学自習ができるようになるプラン」を一緒に考えます。
この夏、自分を変える一歩を、私たちと一緒に踏み出しましょう。