【受験生へ】時の節目を「新たな始まり」として捉える
更新日 : 2025年12月28日
皆さんが過ごしている年末年始という期間は、カレンダー上の一つの区切りに過ぎません。しかし私は、この時期を単なる休憩や中断ではなく、学習の様式を再構築する絶好の機会だと考えたい。
心理学や行動経済学の世界では、「フレーミング効果」という考え方があります。これは、同じ情報でも、それをどのように提示し、どのような「枠組み」で捉えるかによって、私たちの判断や行動が大きく左右されるというものです。
例えば、これから始まる学習を「受験までの残り期間を埋める作業」として捉えることもできます。ですが、私はそうではなく、この年末の瞬間を境に「次なるより強固な集中フェーズの始まり」として、意図的にフレームし直すことを強く提言したいのです。
年が改まるという社会的な節目を利用して、あなたの心の中で学習プランを「分節化」してください。これまで積み上げてきた土台は不変の財産です。しかし、この瞬間から始める学習は、それまでの過去とは切り離された、新しい「プロジェクト」として認識する。そうすることで、心に新たな活力が湧き上がり、古い疲労感から解放される効果があると私は感じます。
具体的な方法は至ってシンプルです。新しいノートを開く、新しい色のペンを使う、あるいは学習を始める場所を少し変えてみる。こうした物理的な変化は、あなたの脳に「これは過去の続きではない、新しい学習サイクルの開始だ」という明確なメッセージを送ります。この心理的な再定義こそが、残りの期間の集中力と効率を増幅させる鍵となるでしょう。
区切りを設けることは、過去の不満や停滞感をリセットし、新鮮な気持ちでゴールに向かうための強力なトリガーです。この年末年始の節目を最大限に利用し、あなたの受験勉強を次の次元へと引き上げてくれるのではないでしょうか。
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