【とある日のmonologue #27】
更新日 : 2025年11月30日
― 寒さに負けず、乗り越えたこの一ヶ月 ―
今日で、11月が終わります。塾の窓から見える空の色も、すっかり冬のものになりました。この一ヶ月間、受験生の皆さんは、寒さと、そして入試本番が迫る緊張感と、真正面から戦い続けてきたのだと思います。
過去問の点数に一喜一憂したり、周りの情報に少し心がざわついたり、どうしても集中できない日を経験したり。それでも、皆さんは毎日、自分の席に座り続け、目の前の課題と向き合い続けました。その地道な努力こそが、最も尊いものです。まずは恒例のやつから。
11月を乗り越えた、あなた自身を心から労ってあげてください。
本当によく頑張ったと思います。
そして、お子さんを一番近くで支えてくださった保護者の皆様にも、心から感謝申し上げます。体調を崩さないか気遣い、静かに見守り、食事を用意する。その献身的なサポートが、子どもたちを支える確かな土台となっています。ありがとうございます。
明日から、いよいよ12月。いよいよ冬本番、そして年末年始という、特別な時間がやってきます。この時期は、周りの空気に流されず、自分のペースを守り抜くことが何よりも大切になります。
私自身、この最後の重要な時期を、これまで以上に集中して、生徒一人ひとりと向き合っていこうと気持ちを引き締めています。特別なことは何も変わりません。ただ、生徒たちがいつでも安心して頼れる、変わらない、穏やかな場所であり続けること。それが今の私にできる、一番大切なことだと思っています。
寒さに負けず、体調を崩さず、最後まで走り切る。その目標に向けて、この冬も、一緒に頑張っていきましょう。