実力以外の失点をゼロにする技術
更新日 : 2025年11月26日
一生懸命勉強して身につけた実力にもかかわらず、本番で点数を失ってしまう原因の多くは、「マークミス」や「書き間違い」といった、実力とは関係のない部分にあります。特に受験直前期になると、焦りから普段はしないようなミスをしてしまうことが増えてきます。
私は、こうしたもったいない失点を防ぐために、「本番で絶対に失敗しないためのチェックリスト」を、あなた自身のルーティンとして作り上げることを強くおすすめします。
これは、あなたの学力を上げるものではありませんが、努力を確実に点数に変える重要な「自己管理技術」の一つです。
本番で使える確認ルーティンの3つの柱。
あなたのチェックリストに加えてほしい具体的な項目は、次の3つです。
1. 【開始直後の絶対確認】氏名・受験番号の記入
試験開始の合図があったら、問題を解き始める前に、必ず解答用紙の「氏名」「受験番号」欄を確認し、記入を完了してください。焦って問題を解き始めてしまい、時間が迫ってから慌てて記入すると、ミスを誘発します。記入後、深呼吸とともに一度、受験票と照合する習慣をつけてください。
2. 【マーク作業中の照合】解答用紙と問題番号の一致
マーク式の試験では、問題を一問解くたびにマークするのではなく、ある程度のまとまり(例えば、大問ごとや、5問ごと)でマークするタイミングを決めるのが良いでしょう。そして、マークする際には、必ず解答用紙の番号と、問題用紙の番号が合っているかを指でたどりながら照合してください。たったこれだけの作業で、一問ずれたままマークし続けてしまう、という致命的なミスを防げます。
3. 【終了直前の最終確認】マークの濃さ・書き間違い
試験時間が残り1分になったら、解き終えていない問題があっても手を止め、解答用紙を全体的に見直す時間を必ず確保してください。マークが薄すぎないか、選択肢が二重になっていないか、そして記述式の場合は漢字や英単語を最後まで正確に書ききっているかをチェックします。この最後の1分で、数点の失点を防げる可能性は非常に高いです。
このルーティンを、過去問演習の時から実践し、体に覚え込ませてください。実力以外の部分で点数を失うことは、最ももったいないことです。常に冷静に、細部に気を配る姿勢こそが、本番であなたの実力を出し切るための鍵になるのだと強く思います。