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冬の学習効率を上げる、「湿度管理」のコツ

更新日 : 2025年11月12日

外の気温が下がると、室内の暖房器具を使う時間が増えてきます。暖かく快適な空間は集中力を助けてくれますが、その一方で、室内の空気がひどく乾燥してしまう、という新たな問題が生まれます。特に、受験生が長時間過ごす自習室や自分の部屋は、気づかないうちに乾燥が進んでいることが多いかもしれません。

ここで、少しだけ、学習効率を上げるための「湿度」の話をさせてください。

空気が乾燥すると、私たちの体にはいくつかの影響が出ます。一つは、喉や鼻の粘膜が乾燥し、風邪やインフルエンザといった感染症にかかりやすくなることです。受験が目前に迫ったこの時期、体調を崩すことほど大きなリスクはありません。

もう一つは、集中力の問題です。喉の乾燥や目の渇きといった不快感が、勉強への意識を途切れさせます。湿度が極端に低い環境は、脳が感じる不快指数を上げ、知らず知らずのうちに集中力を奪ってしまうのです。

理想的な学習環境の湿度は、一般的に40%から60%程度と言われます。この適度な湿度を保つための工夫は、実はとても簡単です。

もし加湿器を持っているなら、積極的に活用してみてください。もし持っていなくても、大丈夫です。最も手軽な方法は、濡らしたタオルを、部屋のどこかに吊るしておくことです。特に、暖房器具の近くに置くと、水分の蒸発が促され、効果的に湿度を上げることができます。

また、温かい飲み物を入れるマグカップを机の近くに置くだけでも、湯気による加湿効果が期待できます。これは、以前お話しした「ちょっと良いマグカップ」を使う習慣にも繋がりますね。

集中力は、気合いや根性だけで生まれるものではありません。それは、あなたが過ごす環境によって、大きく左右されます。この冬、「湿度」という小さな要素を意識的に管理することで、体調を整え、学習の質を一つ上の段階へ引き上げてみてください。

私も、長時間作業をする時には、必ず濡れタオルをそばに置いています。自分を取り巻く環境を、少しでも快適に整えること。そうした細やかな配慮が、継続的な努力を可能にするのだと私は思っています。

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