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過去問を「解いた後」が勝負たった。3ステップで得点力を上げる復習術

更新日 : 2025年11月5日

この時期、多くの生徒が過去問演習を始めています。初めて取り組んだ過去問の結果を見て、焦りを感じる人もいるかもしれません。しかし一つはっきり言えることがあります。過去問は、その点数で一喜一憂するために解くのではありません。過去問を解く真の目的は、「自分の弱点」を洗い出し、それを次の勉強にどう活かすかを見つけることです。

丸付けをして、点数を見て終わりにしてしまう。それはせっかくの時間を無駄にしてしまう、本当にもったいない行為です。過去問の価値は、「解いた後」のたった3ステップの復習にこそ凝縮されています。

ステップ1: 間違いを「3種類」に分類する。

まずは、間違えたすべての問題について、その原因を冷静に分析し、次の3つの箱に分類してみてください。

1. 知識不足: 単語や公式、史実など、知っていれば解けたはずの問題。(例:この英単語の意味が分からなかった)
2. 集中力・ケアレスミス: 計算ミス、問題文や設問の読み間違いなど、本来の実力なら正解できたはずの問題。(例:マイナスをつけ忘れた)
3. 思考力不足:知識はあるが、それをどう組み合わせて答えを導き出すかというプロセスが間違っていた問題。(例:問題の解法選択を誤った)

ステップ2:「なぜ間違えたか」を言語化する。

分類ができたら、最も大切な作業です。すべての間違いについて、なぜ間違えたのかをノートに「言葉で」書き出してください。特に重要なのは思考力不足の問題です。

ただ「難しかった」で終わらせず、「この問題は、最初にAという公式を使おうとしたが、実はBという視点が必要だった。問題文の『〜〜』という情報が、Bを使うヒントだった」のように、具体的なプロセスと言葉で記録する。この言語化のプロセスこそが、脳内に新しい回路を作り、あなたの得点力を引き上げます。

ステップ3:分類ごとに「次のアクション」を決める。

最後に、それぞれの分類に対応した次の行動を具体的に決めます。

1. 知識不足:対応する参考書や単語帳に戻り、復習リストに追加する。
2. ケアレスミス:ミスした問題だけを改めて解き直し、どこで集中力が切れたかを振り返る。本番では「見直し時間を何分確保するか」を具体的にシミュレーションする。
3. 思考力不足: 解答解説を熟読した後、解説を見ずに完全に自分の力だけで解き直す。そして、言語化したプロセスと照らし合わせ、正解へのルートを体に染み込ませる。

過去問演習は、ただ問題を解くことではなく、自分自身を深く知るための作業です。この3ステップの復習を欠かさなければ、あなたの過去問演習は必ずや、本番の得点へと繋がっていきます。一つひとつの過去問を、丁寧に向き合ってみてください。

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