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「頑張れ」以外の言葉を探してみる

更新日 : 2025年10月27日

机に向かう我が子の背中。その姿に何か声をかけてあげたいけれど、気の利いた言葉がなかなか見つからない。そんな経験を、多くの保護者の方がされているのではないでしょうか。そしてつい口から出てしまうのが、「頑張れ」という一言。もちろんそれは心からの応援の言葉です。でも言った後で、少しだけ「これで良かったのだろうか」と思ってしまう。

お子さん自身が誰に言われるまでもなくもう十分に頑張っている。そんな時一番身近な親からの「頑張れ」が無言のプレッシャーのように感じられてしまう瞬間が、もしかしたらあるのかもしれません。これ以上何を頑張ればいいのだろう、と。

あくまで教育という現場から、多くの生徒たちとそして保護者の方と接する中での私個人の考えですが、最高の応援とはもしかしたら「これ以上何かを求める言葉」ではないのかもしれません。むしろ今すでにある努力をただ認めてあげる言葉なのではないか、と感じます。

例えば、「いつも頑張っているのを知っているよ」という一言。これは今現在の努力をそのまま丸ごと肯定する言葉です。ここには、「もっと」という要求はありません。ただ承認と信頼があるだけです。あるいは、「体調だけは気をつけてね」という、体を気遣う言葉。これは、受験の結果よりもあなたの存在そのものが大切だ、という何より力強いメッセージになります。

そうした言葉は、お子さんの肩にこれ以上重荷を載せることはありません。むしろ張り詰めていた心を少しだけ軽くし、「分かってくれている人がいる」という安心感を与えてくれます。その安心感こそが明日もう一日机に向かうための静かな力になるのではないでしょうか。

結果を求める言葉ではなく、その過程を見守り、存在そのものを肯定する言葉をかける。将来、もし自分が親という立場になったなら、そんな言葉を自然にかけられる人間でありたいな、と思います。そのために、まずは周りにいる友人や大切な人に対して、日頃からそうありたいと、生徒たちの姿を見ながら、いつも考えているのです。

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