昨日の自分より今日の自分が少しでも進んでいれば、それは立派な一歩
更新日 : 2025年10月16日
先日、駅のホームで電車を待っている時、ふと目の前の線路を眺めていました。どこまでも続いているように見える二本のレール。志望校合格という、ずっと先にあるゴールもこれに似ているのかもしれないな、なんてことを思いました。
あまりに遠いゴールだけを見つめていると、私たちは自分の足元がおろそかになりがちです。周りを走る人のスピードと比べて、「自分の進みは、なんて遅いんだろう」と焦ってしまったり、まだまだ遠い目的地との距離に、気持ちがくじけそうになったり。そんな経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。
そんな時、私は意識して、視線をずっと遠くのゴールから、自分のすぐ足元に戻すようにしています。そして、比べる相手を周りの誰かではなく、「昨日の自分」に設定し直してみるんです。
昨日まで知らなかった英単語を、一つ覚えた。分からなかった数学の解法が、一つ理解できた。たったそれだけのことでも、「昨日の自分」より今日の自分は確実に一歩前に進んでいる。その事実を確認する作業は、私にとても静かで、確かな安心感を与えてくれます。派手さはないけれど、自分の足で、ちゃんと前に進んでいるんだなと実感できるからです。
全くいないと思いますが(本当はもっといろんな人に読んでもらいたい!!!)この考えは何度も何度も僕のブログで繰り返し出てきます。なんでかって、これは私自身への戒めでもあるからです。今でも僕は挫けそうになった時こう考えるようにしてるんです。来年のことを言えば鬼が笑うんです。今をちゃんと生きて今日をしっかりやり切ろう、そう思って毎日生きるようにしています。
大きな目標を達成するために本当に必要なのは、劇的なジャンプではなく、昨日より今日、今日より明日、とたとえ半歩でも前に進もうとする、その地道な継続なのだと私は思います。周りの進捗に焦りそうになった時こそ、このことを思い出す。そんな風に、私自身も日々を過ごしていきたいと思っています。