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「〜さんのお子さん、すごいわね」の後で

更新日 : 2025年10月15日

学校の説明会や、道でばったり会った方との立ち話。受験生の保護者同士、会話の最後には自然と子どもの進路や勉強の話題になることが、この時期は特に多いかもしれません。「〜さんのお子さん、この前の模試でA判定だったんですって」「うちは、〇〇大学の対策講座に通わせ始めたのよ」。そんな話を聞くたびに、「すごいわね」と相槌を打ちながらも、心のどこかが、少しだけざわついてしまう。

そして、その会話の後。家に帰る道すがら、つい聞いた話と我が子の状況を比べてしまっている自分に気づく。我が子の頑張りを誰よりも信じているはずなのに、どうしようもなく不安になったり、焦ってしまったり。

私自身、講師という仕事柄、本当にたくさんのご家庭の状況や情報を耳にします。そんな時、私が意識的にしていることがあります。それは、聞いた情報を、自分の心の中にある「我が家の物差し」と照らし合わせる作業を意図的に一度止めることです。

これは、相手の話を真剣に聞いていない、という意味ではありません。ただ、「A判定だった」という情報を聞いても、「それに比べて、うちは…」とは考えない。「〇〇という講座があるのか」と聞いても、「うちも行かせたほうが良いのでは…」とすぐには結びつけない。ただ、「そういう情報があるのだな」と、事実としてだけ受け止めて自分の物差しとは切り離しておく。そんな感覚です。

なぜなら、一人ひとり、目標も、今の学力も、性格も、得意なことも、全部違う。それを分かっているはずなのに、私たちはつい同じ物差しで我が子を測ろうとしてしまうからです。情報を一度自分と切り離して考えると、不思議と心が穏やかでいられます。他所は他所、うちはうち、と自然に思える。私はそういう落ち着いた気持ちで自分の子どもと向き合う時間を、とても大切にしたいと思っているんです(子育てを一切したことがない人間の戯言でもありますが理想は常に持っています)

子どものことを思うからこそ、周りの情報に一喜一憂してしまう。保護者の皆さんは、きっと日々、同じような経験をされているのではないでしょうか。心が少し疲れてしまった時、皆さんは、どのようにしてご自身の気持ちを保っていますか。もし、何かされていることがあれば、また教えていただけると嬉しいです。

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