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お子さんが机に向かっている時間、つい気になってしまいますよね。

更新日 : 2025年10月9日

お子さんが、自室の机に向かっている。その背中を見ていると、親としてつい色々なことが気になってしまう。そんなお気持ち、保護者の皆様も一度は経験されたことがあるのではないでしょうか。

「ちゃんと、集中できているのかしら」「長時間やっているけれど、本当に身になっているのかしら」

我が子を想うからこそ、その静かな時間がかえって心配になってしまう。そのお気持ち、私も塾でたくさんの保護者の皆様から伺ってきました。

今日は、そんなお子さんの勉強時間との家庭での”心地よい距離感”の保ち方について、私なりの考えを少しお話しさせていただきたいと思います。

「勉強時間」と「成果」は必ずしも比例しません

私たち親世代の受験では、「四当五落」なんて言葉があったように、とにかく長時間勉強することが美徳とされる風潮がありました。しかし、現代の特に思考力が問われる入試においては、その常識は少しだけアップデートする必要があるかもしれません。

本当に大切なのは、机に座っていた時間の”長さ”ではありません。本当に頭を使い、深く集中していた時間の”密度”です。3時間、ぼーっとしながら机に座っているよりも、1時間完全に集中して問題を解く方が遥かに高い学習効果がある。これは、もう疑いようのない事実です。

お子さんを信じて、「そっと見守る」という積極的なサポート

では、家庭でできるサポートとは何でしょうか。私はそれはお子さんを信じて「そっと見守る」ことだと考えています。

お子さんが、眉間にしわを寄せ、ペンを走らせている。その時お子さんの頭の中では、知識と知識が繋がり新しい思考が生まれる非常に尊い”格闘”が行われています。そんな時に、「ちゃんとやってる?」「休憩したら?」と声をかけるのは、いわばその格闘の邪魔をしてしまうことになりかねません。

「うちの子は、自分で考えて、今頑張っているんだ」。そう信じて、静かに見守ってあげること。それもまたお子さんの集中力を育むとても積極的なサポートの形だと、私は思います。

「休憩」を促す、絶妙なタイミング

とはいえ、休憩ももちろん大切です。声をかけるのに、私が良いと思うタイミングがあります。それは、お子さんが、ふと顔を上げた瞬間です。

ペンが止まり、天井をぼーっと眺めている。飲み物を取りに、部屋から出てきた。それは、集中力が、自然に途切れたサインです。その瞬間こそ、「お疲れ様。少し、お茶でも飲む?」と、優しく声をかけてあげる絶好のタイミングなんです。その一言が、お子さんの心をふっと緩めてあげるはずです。


受験は、お子さん本人にとって本当に孤独でプレッシャーのかかる戦いです。親として何かをしてあげたい、というお気持ちは痛いほど分かります。

でも、時には、”何もしない”ということが、最高のサポートになることもあります。お子さんの力を信じて少しだ距離を置いて見守ってあげる。そして本当に疲れている時にだけ温かい言葉と飲み物を用意してあげる。

そんな穏やかな家庭の空気がお子さんにとって、何よりの励みになると私は思います。支えてくれた私の親をふと思い出しました。

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