【保護者むけ】合格発表を待つ日々
更新日 : 2026年3月2日
こんにちは。週明けの月曜日、日本では合格発表を待つソワソワした空気で満ちている頃でしょうか。
昨日、僕はルームメイトとの人間関係について「逃げずに向き合う」なんて大口を叩きましたが、今朝キッチンで彼に会った時に元気よく挨拶できました。一つまたできることが増えました。
さて、今日はそんな「空気感」の話を、保護者の皆さんと共有したいと思います。
今の時期、お子さん以上にドキドキして、夜も眠れないという保護者の方も多いはず。
心理学には「情動伝染(Emotional Contagion)」という言葉があります。今日はそれを紹介します。
情動伝染とは
文字通り、人の感情が、まるでウイルスのように周囲にうつってしまう現象のことです。
特に親子のような深い関係性では、この伝染は驚くほど強力です。
僕たちの脳には「ミラーニューロン」という、相手の行動や感情を鏡のように自分の中で再現する神経細胞があります。
保護者の皆さんが「落ちたらどうしよう」と不安に駆られ、家中をピリピリした空気で満たしてしまうと、お子さんのミラーニューロンはそれを敏感にキャッチしてしまいます。
すると、お子さんは自分の不安に加えて、親の不安まで背負い込んでしまう。これが一番キツいんです。
僕の受験生時代を振り返ると、合格発表の前日に親が普通にテレビを見て笑っていたり、「明日の昼ごはん、何食べたい?」なんて聞いてきたりしたことに、実はものすごく救われていました。
「ああ、もしダメだったとしても、この家はいつも通りなんだな」と思えたこと。
その「不変の日常」が、パニック寸前だった僕の心のくさりになってくれました。
(でももし僕に子供がいて、明日が発表だとしたら、絶対に平静を装うなんて無理です。きっと家中をウロウロして、5分おきに掲示板のサイトを更新してしまう自信があります、、笑。親になるって、本当にすごいことですよね)
おわりに
だから、無理に「ポジティブにならなきゃ!」と意気込む必要はありません。
ただ、意識的に「いつも通り」を演じてみてください。
いつも通りの時間に起き、いつも通りの会話をし、いつも通りに美味しいご飯を作る。
その平熱の暮らしこそが、お子さんにとっての最強の「心理的安全性のシェルター」になります。
親の不安は、愛情の裏返し。
その愛情を、今は「心配」として出すのではなく、「信頼」と「日常」という形に変えて届けてあげてください。
週明けの一週間、ご家族の皆様が穏やかに過ごせることを、南半球から願っています。
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