今日もまたひとりごと
更新日 : 2026年2月4日
暦の上では今日から「立春」。厳しい寒さの出口が見え始め、新しい季節が産声を上げる日です。受験生の皆さんにとっては、入試本番の緊張感の真っ只中にあり、春の訪れを実感する余裕なんてないかもしれません。でも春ってすごくいいですよね。私はこの四季折々の国に生まれて良かったと毎年思っています。
冬の植物たちは、外からは枯れているように見えても、土の下では驚くほど力強く根を張り、春に花を咲かせるためのエネルギーを蓄えています。実は、学習の成果もこれと同じです。毎日机に向かっていても、すぐには点数に結びつかない「停滞期」のような時期があるかもしれません。でも、それは決して足踏みをしているわけではないのです。目に見えない土の下で、あなたの知識は繋がり、思考の根は深く、強く伸びています。私は、この「見えない成長」を信じ抜く力こそが、合格への最後のピースになると考えています。
「兆し」というのは、いつも静かに、そして唐突に現れるものです。昨日まで解けなかった問題が、ふとした瞬間に鮮やかに理解できたり、記述の筆が驚くほどスムーズに進んだり。それは、冬の間にあなたが蓄えてきたエネルギーが、立春の光に導かれるようにして表に溢れ出した証拠です。もし今、思うような結果が出ずに焦っているなら、どうか思い出してください。春は、ある日突然やってくるのではなく、凍えるような冬の積み重ねの先に、約束されたものとして訪れるのだということを。
今日という日を、単なる「入試までの通過点」にするのではなく、自分の中に眠る可能性が芽吹こうとしている「希望の起点」にしましょう。焦りや不安という冷たい風が吹いても、あなたの心の中にある「学びの種」は、もうすぐ花開く準備を終えようとしています。
あと少し。冬の終わりは、もうすぐそこまで来ています。自分の歩んできた道のりを信じて、今日という一日を丁寧に、力強く踏み締めていってください。あなたの春は、もうすぐそこにあります。
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