難関大受験専門塾 現論会

校舎を探す 無料受験相談

難関大受験専門塾 現論会

校舎を探す 無料受験相談

難関大受験専門塾 現論会

校舎を探す 無料受験相談

難関大受験専門塾 現論会 西宮苦楽園校

漠然とした不安を「タスク」という名前に変える

更新日 : 2025年11月15日

カレンダーが11月も半ばを過ぎると、受験生は否応なく、焦りや不安という感情に直面します。「このままで大丈夫だろうか」「何か大事なことを忘れている気がする」。そんな漠然とした気持ちに、襲われる週末もあるかもしれません。

この焦りの厄介なところは、感情が大きければ大きいほど、具体的に何をすればいいのかが見えにくくなる、という点です。頭の中では「とにかく勉強しなければ」と思っているのに、手が動かない。これは、あなたの意志が弱いからではありません。それは、「不安」という大きすぎる感情を、そのまま受け止めようとしているからです。

私は、この漠然とした不安を前にした時、いつも一つの思考プロセスを踏むようにしています。それは、不安を「タスク」という、具体的な名前に分解してしまうことです。

例えば、「なんだか全体的に不安だ」と感じたなら、それを分解していきます。

「何に不安を感じているのだろう? → 数学のベクトルが苦手なままだからだ」
「では、そのために何をすべきか? → 持っている問題集のベクトル分野を、今日中に〇〇ページまで復習する」

このように、感情から始まった問いを、最終的に「今日、自分が行う、具体的な行動」へと落とし込む。すると、どうでしょう。「不安だ」という、ネガティブなエネルギーは、「今日はこれを終わらせよう」という、前向きで建設的なエネルギーへとその性質を変えるのです。

不安という感情は、あなたが目標に向かって真剣である証拠です。それを無理に消し去ろうとする必要はありません。ただ、その不安を燃料として、具体的に行動するためのタスクへと変換する技術を身につけてほしいのです。「何となく不安」でいる時間を、「この一問を解き終える」時間に変える。この習慣が、あなたの学力を、最も着実に伸ばしていくのだと私は強く思います。

私も新しいプロジェクトや、困難な仕事に直面した時、つい全体を見て不安になってしまいがちです。しかし、その時こそ、目の前の「タスク」に分解する。このシンプルな技術こそが、私を前に進める唯一の方法だと、日々痛感しています。

一覧に戻る

SCHOOL BUILDING

全国に校舎を展開中

RECRUITMENT &
BUSINESS PARTNERS

現論会では、一緒に働く仲間を募集中です

無料受験相談 資料請求