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心の奥で小さく頷くということ

更新日 : 2025年11月2日

11月最初の日曜日。この静かな週末に、何かを特別に始めた人もいれば、いつもと同じように、机に向かっている人もいることでしょう。カレンダーを見ると、入試本番まで、残された月日の少なさが、嫌でも目に飛び込んできます。その事実に焦りや不安を感じるのは、ごく自然なことです。

外からのプレッシャーや、周りの進捗を耳にして生まれる焦燥感は、時には私たちを前に進める力になりますが、それが強すぎるとかえって心を乱し、集中力を奪ってしまいます。だからこそ、私はこの時期、一度だけすべての情報から離れて、自分の内側に意識を集中させる時間を持つことを大切にしています。

本当に目指したい場所はどこなのか。なぜ、その大学に行きたいと思ったのか。そして、この数ヶ月間、何を乗り越えるために頑張ってきたのか。そう、最初にあなたが抱いた、あの強い想いをもう一度心の中でそっと確認してみるのです。

目標を再確認できた時、心の中でふと「よし、あと少しだけ頑張ろう」という揺るぎない決意が生まれるのを感じます。それは、誰かに言われて無理やり奮い立たせる「頑張れ」とは違います。不安や焦りがあっても、それをすべて受け入れた上で、自分自身の足で一歩を踏み出そうと心で決める、力強い意志です。

これは、よく筋トレの話で言われることと、どこか似ている気がします。筋肉がもう限界だと感じた後、震える腕で上げる「あと一回」が、その筋肉を本当に強く、太くする。受験勉強も、同じではないでしょうか。集中力が切れそうになった時、問題が解けずに心が折れそうになった時、そこで諦めずに粘る「あと一問」「あと10分」。その誰も見ていない、あなた自身の粘り強さが、あなたの学力を、そして本番の自信を、本当に強くするものなのだと私は思うのです。

この静かな決意を、心の奥でそっと固めることができたなら、周りの情報に振り回されることは、ぐっと減ります。自分がやるべきことが、はっきりと見えてくるからです。この仕事をしていると、目標に向かう生徒たちの真摯な姿勢を見るたびに、私自身も深く考えさせられます。自分の人生の目標を、焦りの中でも見失わずに進む。そんな人でありたいと、私も日々自分自身に問いかけています。

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