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11月、親子で開く「作戦会議」の大切さ

更新日 : 2025年11月1日

11月に入り、街路樹の葉もすっかり色づき始めました。この時期になると、塾の面談でも「出願校、これで固めようと思うんです」という、具体的な大学名が飛び交うようになります。いよいよ本番が近づいてきた、という緊張感と高揚感が教室全体に満ちてくるようです。

そして志望校が決まれば、次に来るのは「出願」という、非常に大切な事務手続きです。この手続きが実は保護者の皆様が想像されている以上に、複雑でそして期限の厳しいものであることをご存知でしょうか。

「出願は子ども自身がやることだから」と考えるご家庭もいらっしゃるかもしれません。もちろん、その主体性は大切です。しかし、私自身多くの受験生を見てきた経験から申し上げますと、直前期の最も大切な勉強時間をこの複雑な事務作業に取られてしまうのは、本当にもったいないと感じています。

例えば、こんな確認はもうお済みでしょうか。

・共通テストの出願は完了しているか。
・私立大学の出願期間はいつからいつまでか。(大学・学部・方式ごとに全て違います)
・写真はいつまでに必要か。(Web出願でもデータが必要な場合が多いです)
・調査書(内申書)は何通必要で、いつまでに学校に申請しなければならないか。
・Web出願の登録は、いつからできるのか。

これらはほんの一部です。特に最近はWeb出願が主流ですが、Webで登録した後、検定料を振り込み、さらに調査書などの必要書類を別途郵送する、という二段階の手続きが必要な大学も多く、締切が二重に設定されていることもあります。「Web登録だけして、書類を郵送し忘れた」という取り返しのつかない事態も毎年のようにどこかで耳にします。

これはあくまで教育という現場から、多くのご家庭を見てきた私個人の理想ですが、受験という大きなプロジェクトを、親子でどう乗り越えるか。その中で、お子さんは「学力を高める」という自分の役割に集中する。そして、保護者の方は「スケジュールを管理し、環境を整える」という役割を担う。そんな風に、冷静に役割分担ができているご家庭はやはり強いなと感じます。

今週末にでも、一度ご家族で「出願の作戦会議」を開いてみてはいかがでしょうか。全ての大学の締切をカレンダーに書き出す。それだけでも、親子の不安がずっと軽くなるはずです。将来、自分が親になった時にも、こんな風に冷静にそして温かく子どもと向き合えるよう、私自身も日々、物事に丁寧に取り組んでいきたいと思います。

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