世界史通史オススメ参考書3選
更新日 : 2025年7月1日

みなさんこんにちは!
現論会西葛西校のコーチをしています大澤です。
さて、文系受験生の方の中には世界史を取っている方が多くいることでしょう。
みなさんはすべての歴史をすでに一回通していますか?
世界史を入試科目で使う場合、通史は夏休み前までに終わらすべきです。
なぜならば、夏休みは演習の時間に費やす必要があるためです。
難関大学であればあるほど、難関大学向けの問題集をやる必要があります。特に早慶を受ける場合、「早慶にしか出ない」単語があるため、それらを覚える時間が必要です。ましてや、国立を受ける人たちも「論述対策」の時間も必要ですし、時間の余裕はないです。
以上の理由から通史はできる限り早めに終わらせましょう!!
といっても、独学で通史を終わらすことは難しいです….
教科書を前提知識なしに読み、流れを理解できるでしょうか?
自分は無理でした(;^ω^)
そこで、教科書の内容を簡潔にまとめ理解がしやすいようにした通史の参考書を3つ紹介します。
夏休みまでに一気に進めましょう!!
①一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書

こちらの本は受験生でない大衆向けに教養本として販売されていますが、受験向きでもある珍しい参考書です。
この本の特徴は従来のように「〇〇年に~」といった年号を使って説明していません。
ですので、歴史が苦手な人でも簡単に読める参考書です。


また、図や色づかいも巧妙であり、内容も難しいことは言っておらず「気づいたら何ページも進んでいた!」となる参考書です。
世界史受験生の人は入門書として必ず読んでほしい太鼓判の一冊です。
②伊藤のたった10時間で世界史探究

代々木ゼミナール講師の伊藤先生による参考書です。
〇〇のたった〇時間シリーズは現論会でどの本も非常にオススメしている参考書なのですが、その世界史バージョンが出ました。
このシリーズの特徴として、「参考書」と「動画」の二刀流で学ぶことができます。
活字よりも動画で学習したいと言った人におすすめです。
また講師の伊藤先生は丁寧にゆっくりと話してくれるので、こちらも世界史が苦手な人でも取り掛かりやすいです。
動画は倍速機能も付いているので、「ここわかっているから早めに進もう!」や「少しわかりにくいからゆっくり聞きたい」などの希望にこたえてくれます。
古代~近世、近代~現代の2冊となっていますが、サクサクと進められあっという間に終わってしまいますよ!

③茂木誠の世界史Bが面白いほどわかる本

駿台予備校講師の茂木先生による参考書です。
この参考書は語り口調で話してくれるので、非常に読みやすい参考書です。
また大切なところは赤字で書いてくれているので、どこを覚えるべきかわかります。
また単に用語を説明するのではなく、その用語の語源や豆知識なども載っている参考書です。
内容も詳しく難関大学にも使えますので、世界史が得意な人で通史が終わっていない場合、これをオススメします。

以上が世界史の通史参考書3選でした。
他塾ですと某有名な二大巨頭の通史の参考書をオススメしています。しかし4冊、5冊とシリーズもので長いので挫折してしまったり、飽きてしまう可能性があります。
通史は早くサクサクと終わらすべきだと現論会は考えているので、以上の3つを紹介しました。
しかし、どのくらいのペースで進めたらいいのか悩んでしまうと思います。
現論会ではこのような参考書をそのくらいのペースで進めるか一緒に決めていくスタイルの塾です。
「思っていたよりも通史が長引いて、問題演習までいけない(´;ω;`)」とならないよう、一緒にペースを決めていけたらいいなと思っております。
ぜひ無料受験相談にお越しください!