過去問は夏はまだやらない→ありえない!
更新日 : 2025年8月18日

みなさんこんにちは!
現論会西葛西校の大澤です。
今日は過去問はいつごろから始めればいいのかお伝えします。
ズバリ過去問は夏以降から始めるべきです!
具体的に言えば、8月後半から9月の間の期間からやらねばなりません。
「まだそんな実力ついてないし…」
「過去問は直前期の対策としてやるべきではないの??」
こう思う人も多いでしょう。
しかし、過去問というのは「過去に出た問題」という意味もありますが、「今後も出す問題」という意味もあります。
大学側はどのような生徒を迎え入れたいか、迎え入れたい生徒が受かるにはどのような問題を作るか、このような考え方から入試問題を作ります。
いわば、受験生諸君へのラブレターのようなものです。
もしもあなたが好きな人がいて、好きな人に気に入られたい場合、その好きな人も趣味や性格について考えたりしませんか?
大学受験でも同じで、好きな大学に受かりたいなら相手を知ることからです。
そのために、大学からのメッセージである「過去問」を取り組む必要があります。
だからといって、最初から過去問に取り組んでも全く分からず、焼石に水です。
では、どのような時期が良いかというと、春休み~夏休みに基礎力をある程度つけた夏休み後半からが頃合いなのではないでしょうか?
この根拠について説明します。

①基礎・知識は完璧になる必要はない!
いろいろな塾、予備校で基礎力が大切としつこく言われてきた受験生が多いと思いますが、それは事実です!!
しかし、基礎が大成するまで過去問をやらずにいると、結局入試問題の対策ができず本末転倒です。
ある程度完成したら過去問に入りましょう!!
ここまでしっかりとやってきている人は夏の終わりまでに基礎が8割できていると思うので、8月終わりから9月に入ってから実施して大丈夫です!
②共通テスト対策、すべり止めも考えろ!!
過去問の演習というと第一志望だけをやればいいと思う人が多いのですが、実際に受験する学部は何個もあるので、その分やらなければいけない過去問も多いです!
さらに、すべり止め対策、共通テスト対策もしなければならないことを考えると、そこまでの時間は残されていないです。
行きたい大学を仮に3個受けるとすると、それなりの時間がかかり9月から1か月1学部の対策だけしても11月の終わりまでかかってしまいます。
またすべり止めの対策もする必要があり、共通テストが早くも1月前半にくるので12月にその対策に費やすと、さらに本命の対策がしずらいですね。
まとめ

以上を踏まえると、9月からでも早くはないんです…..
ですので、まだ期間があるとは思わず基礎がある程度できたら過去問に入りましょう!!
今回は過去問は夏の終わりから始める必要があることを説明しました。
現論会では過去問をどのペースで進めるかについても一緒に計画していきます!
過去問のやる時間がなかった….と悲しまないためにも、早めの入会をお待ちしております!