英語長文の勉強法 ―「やみくもに音読」よりも効率を重視せよ!
更新日 : 2025年10月25日
こんにちは、現論会西新唐人町校コーチのMです!
英語長文の勉強法について、受験生からよく質問を受けます。
「長文をたくさん解けば伸びますか?」と聞かれることも多いですが、実はここに落とし穴があります。
今回は、英語長文の効率の良い勉強方法について紹介していきます!
1. 長文は「英語の総合格闘技」
長文読解は、単語・文法・構文解釈・パラグラフリーディングのすべてが必要になる総合力の勝負です。
ですから 基礎ができていないのに長文ばかり解いても伸びません。
- 単語帳は1冊仕上げてあるか
- 文法はインプットとアウトプットが済んでいるか
- 構文解釈を1冊やり切っているか
これを確認してから長文演習に進むことが大前提です。
2. 長文演習の正しい進め方
① 時間を計って解く
入試本番では制限時間が厳しいため、「正確に、速く」読む練習が必須です。
② 答え合わせは「根拠探し」まで
ただ正誤を確認するだけでなく、なぜその答えになるのか、根拠となる英文を特定できるかを確認しましょう。
根拠が曖昧なまま解いていては、得点は安定しません。
③ 読めなかった部分を特定する
間違えた原因が「単語不足」なのか「構文解釈」なのかを明確にします。
その上で、和訳を確認して理解を補いましょう。
3. 効率的な復習法 ―「音読ノート」を作る
長文の復習といえば「全文を10回音読」という方法を聞いたことがある人も多いと思います。
しかし、これは時間効率が悪く、他科目の勉強時間を奪ってしまいます。
おすすめは、
- 意味が取れなかった文だけに線を引く
- その文をノートにストックする
- 毎日1回、そのノートだけ音読する
こうすることで「自分が苦手な構文」だけを効率よく自動化できます。
1冊の長文問題集を終えるころには、ほとんどの英文がスラスラ読めるようになっているはずです。
4. 戦略的に取り組むことが合格への近道
これまでの内容をまとめると、👉
- 長文に入る前に基礎を固める
- 解いたら必ず根拠確認と精読
- 復習は「音読ノート」で効率よく
この流れを徹底すれば、長文読解は必ず得点源になります。
受験勉強では「何をやるか」以上に「何をやらないか」が重要です。
やみくもに音読を繰り返すよりも、自分の弱点を効率よく潰していくことが合格への最短ルートです。
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