【九州大学志望者必見】九州大学合格への道!今から始める数学対策
更新日 : 2025年6月28日
こんにちは、現論会西新唐人町校コーチのMです!
今回は、九州大学を志望する皆さん、特に数学で高得点を目指したい方に向けて、九州大学の数学入試の傾向と、学年別に今からできる具体的な対策法を徹底解説します!
九州大学の数学は、思考力と記述力を問われる問題が多く、単に公式を覚えるだけでは太刀打ちできません。しかし、早期からの計画的な学習と適切な対策で、合格はぐっと近づきます。
九州大学 数学入試の傾向とは?
まず、九州大学の数学入試全体の特徴を見ていきましょう。
- 幅広い分野から出題: 数学I・A・II・B・IIIの全範囲から出題されます。特に出題が多い分野は、微積分、場合の数と確立、整数、複素数平面です。
- 標準〜やや発展レベル: 難問奇問は少ないですが、教科書レベルの知識を複合的に活用する問題や、深い理解を問われる問題が出題されます。基礎の定着はもちろん、応用力も必要です。2018年以降難化が続いていましたが、2024,2025年で急激に易化しました。今後難易度がどう変化するかわからないので、しっかりと対策をする必要がありそうです。
- 論理的な思考力と記述力: 答えだけでなく、そこに至るまでの思考プロセスや論理展開を採点されます。解答の筋道を立てて、採点者に分かりやすく記述する練習が不可欠です。
- 証明問題・図形問題: 特に数学Aの図形の性質や、数学IIIの微積分における図形的な考察を要する問題、証明問題は頻出です。
- 時間配分が重要: 大問数は多くありませんが、各問題にじっくりと取り組む時間が与えられています。焦らず、確実に得点できる問題を見極め、時間内に解き切る練習が必要です。
【高1・2年生向け】今から始める九大数学対策!
まだ時間があると思っていませんか?実は、この時期の過ごし方が九大合格の鍵を握ります!
今やるべきこと
- 教科書・チャート式を完璧に!
- 何よりも大切なのは基礎の徹底理解です。教科書の内容を完璧に理解し、章末問題まで自力で解けるようにしましょう。
- チャート式などの網羅系参考書で、例題を繰り返し解き、基本的な解法パターンを身につけてください。特に「なぜその公式を使うのか」「なぜその解法を選ぶのか」を常に意識して学習を進めましょう。
- 分からない問題は放置せず、すぐに質問したり、解説を熟読したりして解決してください。
- 数IA・数IIBの徹底演習
- 多くの受験生が苦手とする「場合の数と確率」「整数の性質」などの数学Aの分野や、数学IIBの「数列」「ベクトル」は、早い段階で得意分野にしておくと後が楽です。
- これらの分野は、思考力を問う問題が多く、時間をかけてじっくり取り組む価値があります。
- 計算力を鍛える!
- 計算ミスはどんなに頭の良い受験生でも痛い失点につながります。日頃から正確かつスピーディーな計算を心がけましょう。
- 特に数学IIIに進むと複雑な計算が増えます。先取り学習で計算練習を積んでおくと有利です。
- 「なぜ?」を大切にする学習姿勢
- 公式を丸暗記するのではなく、「なぜこの公式が成り立つのか」「この定理は何を言っているのか」といった本質的な理解を深めましょう。
- 問題演習の際も、答えが出たから終わりではなく、別解がないか、もっと効率の良い解法はないかなどを考える習慣をつけましょう。
【高3年生向け】九大合格へ!ラストスパートの数学対策!
いよいよ本格的な受験シーズン。これまでの基礎力を土台に、実戦的な演習を積み重ねましょう。
今やるべきこと
- 過去問演習の開始と分析
- 夏休み以降を目安に、九州大学の過去問演習を始めましょう。まずは時間を計って本番さながらに解き、自分の得意・不得意分野、時間配分の課題を把握します。
- 単に答え合わせをするだけでなく、なぜ間違えたのか(知識不足、計算ミス、解法が思いつかなかった、記述不足など)を徹底的に分析し、次へと活かしましょう。
- 最低でも5年分、できれば10年分は解いて、出題傾向とレベル感を肌で感じることが重要です。
- 記述力・論述力の強化
- 九大数学では、解答のプロセスが非常に重要です。解答用紙のスペースを意識しながら、採点者に意図が伝わるように論理的な記述を心がけましょう。
- 模範解答をただ写すのではなく、なぜその記述が必要なのかを考えながら書き写す練習も有効です。塾の先生や学校の先生に添削してもらい、客観的なアドバイスをもらうとさらに効果的です。
- 特に、数学Aの「図形の性質」や数学IIIの「微積分」における証明問題、グラフの概形を描く問題などでは、正確な記述が求められます。
- 苦手分野の克服と得意分野の盤石化
- 過去問演習や模試の結果から明確になった苦手分野は、集中的に復習し、類題演習を重ねて克服しましょう。
- 得意分野だからといって放置せず、さらに深く掘り下げて、どんな応用問題が出ても対応できるよう盤石なものにしておきましょう。
- 数学IIIの徹底強化
- 九州大学の理系数学において、数学IIIは非常に重要な配点を占めます。「微分法」「積分法」「複素数平面」は特に頻出です。
- 計算量が多いため、日頃から計算練習を怠らないこと。グラフの概形、体積、回転体の問題などは図形的な考察も必要となるため、しっかり対策を立てましょう。
- 時間を意識した演習
- 過去問だけでなく、市販の実践問題集などでも、常に時間を意識して解く練習を重ねましょう。
- 「この問題に何分かけるべきか」「どの問題から手を付けるか」といった戦略も、本番で差がつくポイントです。
まとめ
九州大学の数学は、基礎力はもちろんのこと、論理的思考力とそれを表現する記述力が問われます。高校1・2年生の皆さんは、焦らずじっくりと基礎を固め、幅広い分野の理解を深める時期です。高校3年生の皆さんは、実戦的な演習を通して、弱点を克服し、記述力を磨き上げることが合格への近道となるでしょう!
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