【国公立大受験生必見】夏にやるべき勉強と目標とは?
更新日 : 2025年6月21日
こんにちは、現論会西新唐人町校コーチのMです!
今回は、国公立大学を目指す高3生に向けて「夏にやるべき勉強と目標」についてお話しします。夏を迎えるにあたって、ライバルが一気に本気モードに切り替わるこの時期、どう勉強に取り組めばいいのか。受験のプロとしての視点から、具体的なアドバイスをお届けします!
夏は受験生活の分岐点!
6月までの3か月間、自分の勉強を振り返って点数をつけるとしたら、何点になりますか?
70点だった人もいれば、「自分的には100点!」という人もいるでしょう。
でも7月からは状況が大きく変わります。部活を引退する生徒が増え、大学受験に本気で取り組むライバルが一気に増えてくるのです。今までなんとなく勉強してきた人が、この夏で姿勢を変えられないままでいると、あっという間に周囲に置いていかれてしまいます。
だからこそ、今ここで自分を切り替え、受験生としての「勝てる勉強スタイル」を確立することが重要です!
まずは「毎日の勉強時間」を確保せよ!
難関大は科目数が多く、効率よく・計画的に勉強しなければ対応しきれません。
7月から夏休みにかけての理想の勉強時間は、1日8〜10時間。
部活を引退するタイミングは人それぞれですが、引退後は「全振りで勉強に集中!」というマインドセットを持ちましょう。部活で培った集中力は、必ず勉強にも活かせます。焦りや不安をバネに、爆発的な学習量をこなしていきましょう。
夏の目標は「共通テスト模試で75%超え」
7月〜9月は冠模試がない大学も多いため、この夏の目標設定は「共通テスト模試で結果を出す」ことがベストです。
共通テストの配点が高い大学はもちろん、比重が低い大学でも基礎力の確認として非常に有効。最低でも7割、できれば75%以上の得点を目指しましょう!
主要科目(英数国)は75%以上を確保し、理科・社会での多少の失点をカバーする「貯金」を作るのが基本戦略です。
科目別:この夏にやるべきこと
英語
- リーディング: 単語・文法・解釈を徹底強化。長文対策は時間を計って演習を。
- リスニング: 夏にまとめて演習するのがベスト。音声理解力が上がると読解力も伸びます。
数学
- 志望校が「難問系」なら、プラチカや優しい理系数学で限界突破。
- 「標準問題で高得点」タイプの大学なら、解法暗記とミスゼロを徹底!
理科
- 夏の目標は「基礎問題は解ける」状態。
- 最低限、記述の最初の2問は取れるようにし、合格への足がかりを。
社会
- この夏で用語暗記を完了させることが最優先!
- 記述対策は秋以降に集中できるよう、知識の下地を整えましょう。
共通テスト専用科目(理科基礎・情報など)
- 優先順位が低くても、夏に対策完了しておくのが鉄則!
- 5日間集中講座などを活用して、早期に習得しておくと後が楽になります。
最後に:過去問に“触れておく”ことの大切さ
模試だけでなく、夏の間に一度は志望校の過去問を解いてみましょう。
点数は取れなくてOK。でも、「自分の志望校はこういう問題が出るのか」と傾向を知るだけでも、これからの勉強の方向性が明確になります。
【まとめ】夏にやるべきアクションプラン
- 1日8〜10時間の勉強時間を確保!
- 共通テスト模試で75%以上を目指す
- 各科目の基本力を夏に固める
- 情報や理科基礎などの共通テスト専用科目は夏に完成!
- 志望校の過去問に夏のうちに1回は触れておく
上記の内容を踏まえて、特に九州大学を目指す人向けに、九大攻略法について詳しくまとめた記事も近々投稿する予定です!お楽しみに!
この夏、どれだけ努力できるかが、秋以降の伸びと志望校合格を大きく左右します。
ぜひ本記事を参考に、しっかり戦略を立てて「勝てる夏」を過ごしていきましょう!