【勉強法シリーズ】数学の勉強法とおすすめ参考書
更新日 : 2025年7月29日
こんにちは、現論会西新唐人町校コーチのMです!今回は、現役で九州大学に合格した大学生の体験談をもとに、「数学の大学受験勉強法」を紹介します。参考書選びに迷う人、共通テストと二次試験の違いに戸惑う人、どうやって数学力をつければいいのか悩んでいる人にぜひ読んでほしい内容です。
【高1〜高2】基礎力をつける“準備期間”
▷ 概念理解
• 学校の授業と定期テストを最大活用!
• 教科書レベルの知識を確実に習得。
• 予習・復習で公式の意味や成り立ちも押さえる。
• わからないところは紙に書いて整理すると効果的。
▷ 問題演習
• 小テストで毎回満点を狙う意識
• チャート式に載っているような基礎的な問題を繰り返す
📘 おすすめ参考書
• 基礎問題精講→基礎固めをしたい方に
• 初めから始める数学→基礎を楽しく学びたい方に
• 合格る計算→計算演習に特化した参考書
• 青チャート→一冊で幅広く網羅したい方に
青チャートは基礎問題がメインなので、ある程度解いて基礎をつかめたら、あとは解法を調べるための辞書がわりに使うのもおすすめです!
【高3・4月〜10月】応用力を鍛える“積み上げ期”
▷ 概念理解
• 新出分野の授業を丁寧に追いながら、早めに予習も。
• 「公式の導出」や「なぜそうなるか」を意識して理解する。
▷ 問題演習
• 志望校だけでなく他大学の問題も広く演習。
• 「こういう問題が出たらこう解く」というパターンを身につける。
• わからない問題は20分考える → 解けそうなら試す → 解説を読む
• 1週間後に再トライして定着を確認!
📘 おすすめ参考書
• 数学の良問プラチカ(文系・理系)→二次試験対策をしたい方に
• 一対一対応の数学→一冊が薄いので、単元ごとにやりたい方に
【受験直前期・11月〜2月】実戦力を高める“仕上げ期”
▷ 共通テスト対策(11月〜1月中旬)
概念理解
• 新しい概念を詰め込むというよりは、既習内容の確認と整理
問題演習
• 時間を測って演習
• 解法が3秒以内に浮かばなければ飛ばす
• 簡単な計算は5秒以内で「アイ」まで書けるように
• 「沼ったら負け」=粘りすぎず次に進む判断力を養う
📘 おすすめ参考書
• 共通テスト過去問
▷ 二次試験対策(12月〜2月末)
概念理解
• 新しい内容には手を出さず、過去問の中で頻出の考え方や解法を重点的に復習
• 九州大学でよく出る分野・思考パターンに絞って効率化
問題演習
• 志望校の過去問を10年分×3周
- 1周目:時間制限なし、考えられるだけ考えて、10分以上詰まったら解説へ
- 解説直後にすぐ解き直し → 理解が不十分な点を確認
- 2周目以降は時間を2/3に圧縮(例:150分→100分)
- 解説を軽く見ながらスピード重視で完答を目指す
・学校・塾の合間を利用して細切れ時間で効率演習も徹底
📘 おすすめ参考書:
• KADOKAWA『世界一わかりやすい九大の数学』
• 志望大学の赤本
【入試まで一ヶ月】直前のルーティン
• 直近2年分の九大数学を実戦形式で解き直し
• 本番を想定して白紙に1問ずつ丁寧に解答
• 休み時間には、講座テキストを見直し
最後に:数学力は“経験”の積み重ね
数学は考えて→解いて→振り返って→また解く、この地道なサイクルの繰り返しで、確実に伸びていきます。
何より大切なのは、「沼らないこと」「手を動かすこと」「解説は活用すること」です。頑張っていきましょう!
今回は数学の取り組み方とおすすめ参考書をご紹介しました!
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