共通テスト同日模試を受けた高1・高2生へ
更新日 : 2026年1月18日
「結果」より大切な、この先1年の使い方
共通テスト同日模試、お疲れさまです。
点数に一喜一憂するのではなく、
・どこまで通用したのか
・何が足りなかったのか
・これから何をすべきか
を冷静に整理することが、何より重要です。
第1章:まず知っておいてほしい「同日模試の本当の役割」
高1・高2生にとって重要なのは
「今この点数で志望校に受かるか」ではなく、
「この点数から、あと1年で間に合う位置にいるかどうか」。
模試の役割は、
✔ 今の実力を客観的に知る
✔ 弱点を可視化する
✔ 今後の戦略を決める
この3つに尽きます。
第2章:模試の振り返りは「点数」ではなく「原因」
まずやるべきは、正確な自己採点です。
その上で、間違えた問題を以下の4つに分類してください。
- 知識不足(覚えていなかった)
- 理解不足(意味は知っているが使えなかった)
- 処理力不足(時間が足りない・計算が遅い)
- 戦略ミス(時間配分・優先順位)
この分類ができない振り返りは、
「解説を読んで終わり」になってしまい、成績は伸びません。
第3章:高1・高2でやるべき振り返りのゴール
振り返りのゴールは、
「次に何をやるかが明確になっている状態」です。
・英語なら「単語なのか」「構文なのか」「読むスピードなのか」
・数学なら「典型問題か」「計算力か」「条件整理か」
ここが曖昧なまま
「とりあえず問題集を回す」
「なんとなく勉強量を増やす」
では、1年後に同じ結果を繰り返します。
第4章:志望校別・高2冬時点での「合格目標ライン」(1年前の目安)
「で、結局何点取れていればいいの?」
という疑問に対し、
東進ハイスクール・河合塾が公表している
難関大現役合格者の高2同日時点の平均データをもとに、
現論会が独自に算出した「1年前の必達ライン」を紹介します。
※あくまで現役合格者の平均ペースです。
これを下回っていても、戦略次第で逆転は十分可能です。
① 京都大学・東京大学・国公立医学部 志望
トップ層の合格者は、高2冬の時点で
英・数・国の基礎がほぼ完成しています。
目標得点率(主要3教科):75〜80%
- 英語(R):80点以上
東進のデータでは、東大現役合格者の高2同日平均は8割超。
単語・文法で詰まっている段階ではありません。 - 数学IA:70〜80点
既習範囲は完答レベル。
失点理由は計算ミスのみ、が理想です。 - 国語:70点以上
この層は、高3から
「理科・社会」と「二次試験(記述)」に全振りします。
だからこそ、高2のうちに共テを仕上げているのです。
② 大阪大学・神戸大学・難関国公立 志望
この層は、
英語か数学のどちらかで高得点を出し、全体を支えているケースが多いです。
目標得点率(主要3教科):60〜65%
- 英語(R):60〜70点
大問1つ読み切れなくても、読んだ部分を正確に取れれば届くライン。 - 数学IA:50〜60点
典型問題は解けるが、応用や文章題で止まる段階。
河合塾のデータでも、
阪大・神大レベルの合格者のボリュームゾーンは高2で6割前後。
ここから1年で、理科・社会・数IIIを積み上げ、
最終的に8割前後まで引き上げていきます。
③ 関関同立・MARCH・地方国公立 志望
まずは「半分(5割)」取れるかどうかが重要です。
目標得点率(主要3教科):50%前後
- 英語(R):50点
単語はある程度OKだが、速読にまだ慣れていない段階。 - 数学IA:40〜50点
大問前半は解けるが、後半で止まる。
多くの受験生は、高2冬時点で4〜5割からのスタートです。
逆に言えば、ここで5割を切っている場合は
基礎力不足の黄色信号です。
【重要】点数が悪かった人へ
もし、上記目標より20点以上低かった場合
(例:阪大志望なのに英語30点など)。
それは
「まだ習っていないから」ではありません。
中学〜高1レベルの基礎が崩れているという、客観的な警告です。
河合塾・駿台の追跡データでも、
「高2冬に英数の基礎が固まっていない生徒の
難関大現役合格率は著しく低下する」
という事実が示されています。
高3になってから基礎をやり直す時間は、現実的に存在しません。
この事実をどう受け止め、
今すぐ何を変えるか。
ここが、現役合格か浪人かの分岐点です。
最後に:模試後のモヤモヤを、そのままにしないでください
共通テスト同日模試を解き終えて、
自己採点をした今、こんな気持ちになっていませんか。
「思っていたより点が取れなかった」
「時間が全然足りなかった」
「このままで本当に志望校を目指していいのだろうか」
もしそう感じているなら、
それは決して悪いことではありません。
むしろ、今の実力と正面から向き合えた証拠です。
成績が伸びない一番の原因は「現状が見えていないこと」
受験勉強で最も怖いのは、
「何ができていないのかが分からないまま、時間だけが過ぎていくこと」です。
今回の模試で
・英語が読めなかった理由
・数学で止まった原因
・国語で点が安定しない理由
こうした課題が少しでも見えたなら、
それだけで今回の模試には大きな価値があります。
今のあなたは、
もう“何となく勉強している状態”ではありません。
大事なのは「悔しさ」をどう使うか
模試の結果を受けて、
「単語をやらなきゃ」
「計算練習が足りない」
そう思う人は多いでしょう。
ただし問題は、その次です。
どの科目を、どの順番で、どのレベルからやり直すのか。
これを正しく判断するのは、実はかなり難しい作業です。
自己流で進めてしまい、
気づいたら1年後も同じ課題を抱えていた、
というケースは決して珍しくありません。
だからこそ、現論会門前仲町校に来てほしい
現論会門前仲町校では、
共通テスト同日模試を受けた高2生を対象に、
結果をもとにした学習戦略の整理を行っています。
持ってきてほしいのは、
立派な成績表でなくて構いません。
・解いた問題用紙
・途中式や書き込み
・「ここで止まった」という記憶
それだけで十分です。
門前仲町校で行うこと
① 失点の理由を整理する
同じ点数でも、原因は人それぞれ。
読む力なのか、知識なのか、処理スピードなのか。
今の課題をはっきりさせます。
② 志望校までの距離を具体化する
「まだ遠い」「意外と届く」
その感覚を、点数と科目ごとに言語化します。
③ これから1年の進め方を明確にする
参考書の選び方、優先順位、進めるペース。
今の実力から現実的に伸ばすための道筋を整理します。
授業を増やす前に、
まずは“どう勉強するか”を決める。
それが現論会のスタンスです。
1年後の自分を、少しだけ想像してみてください
来年の共通テスト本番が終わった夜。
自己採点をしながら、
「やるべきことは、やってきた」
そう思えている自分と、
「もっと早く動けばよかった」と思っている自分。
その分かれ道は、
今このタイミングにあります。
今回の同日模試を、
ただの「きつかったテスト」で終わらせるのか。
それとも、受験勉強の方向性を定めるきっかけにするのか。
現論会門前仲町校は、
その最初の一歩を一緒に考える場所です。
気になった方は、
ぜひ一度、校舎に足を運んでみてください。