12月に迷うな!常識を覆す逆転の思考法|現論会南浦和校
更新日 : 2025年11月20日
いよいよ本格的な冬を迎え、受験本番まで残すところわずかとなりました。多くの受験生がこの時期に抱える悩み、それは「焦り」と「基礎への不安」ではないでしょうか。
「まだ基礎が完璧じゃない」「この期に及んで難しい問題集に手を出していいのだろうか」——。
この12月こそ、この画期的な思考法を取り入れ、周りの受験生が手を出せない領域で一気に差をつけ、志望校合格を勝ち取りましょう。
Ⅰ. 常識を疑え!成功者が否定する「砂上の楼閣」論の真実
1. 誰もが口にする「基礎の積み重ね」信仰
受験の世界で最もよく聞かれる格言の一つに、「基礎ができていないところに難しいことをやっても、それは砂上の楼閣だ」という言葉があります。土台となる基礎がグラグラでは、いくら応用問題を積み重ねてもすぐに崩れ去るという意味です。
これは一見、非常に論理的で正しい忠告に聞こえますが、この「砂上の楼閣」論に対して真っ向から異を唱えます。
2. その成功者の「逆転体験」が証明する常識の誤り
この成功者は、高校2年生の時に勉強を始め、それまでの期間は遊んでしまっていたと語っています。もし「基礎の上にしか応用は積めない」という法則が絶対なら、彼が突然勉強を始めたその時、成績は伸びるはずがありません。
3. なぜ従来の基礎論は通用しないのか?
それは特定の**「話題(テーマ)」**を知っているかどうかが全てであるという点にあります。12月を迎えた私たちも、今から基礎問題集を全てやり直す時間はありません。この戦略こそ、残り時間のない受験生に最も必要なものです。
Ⅱ. 数学は「話題(テーマ)」を知っているかが全て
1. 「木」の登り方を知る者が勝つ
数学の問題を解くことを、基礎という「土台」の上に家を建てるのではなく、一本の**「木」**として捉えます。その「木」とは、ある特定の解法やテーマのことです。
大学入試の数学には、「部屋割り論法」など、知っているだけで解答への道筋が明確になる**「話題」**が存在します。重要なのは、その「木」の高さ(難しさ)ではなく、その「木」の「登り方」を知っているかどうかです。
- 従来の勉強法: 基礎の土台を固めてから、徐々に枝(応用問題)を登る。時間がかかる。
- 画期的な勉強法: 特定の**「話題(木)」を見つけたら、その問題(木)を登るための「解法(登り方)」**を習得する。解法を知れば、そのテーマの優しい問題も難しい問題も解けるようになる。
2. 手がかり(解法)を増やす戦略
この勉強法では、入試で出題される可能性のある「話題」=「木」を特定し、その「解法」=「登り方を増やすこと」に集中します。
難関大の数学で求められる「ひらめき」とは、実際には「経験したことのある特定の解法(話題)を試す能力」に他なりません。
12月からの戦略は、**「出題されやすい話題、自分が苦手とする話題」**に特化し、それを解決するための「解法」という名の引き出しを、短期間で爆発的に増やすことにシフトすべきです。
Ⅲ. 実践!解法を掴むための超具体的なステップ
1. インプットは「読む」ことから始める
解けない問題に遭遇したとき、多くの人は自力で数十分悩み、時間を浪費します。しかし、この戦略ではそれを避け、効率を最優先します。
まず行うべきは、**「問題を読む → 回答を読む → 問題が解ける(理解する)」**のサイクルを高速で回すことです。
解法が全く見えない問題に固執するよりも、まずは模範解答を徹底的に読み込み、**「この問題は、この解法(話題)を使うのだ」というインプットを脳に焼き付けます。解法が分かってしまえば、その問題はもう半分解決したようなものです。インプット段階では、手を動かすことよりも、「解法の理解」**に全集中してください。
2. 最も重要なアウトプット:問題を閉じて「書ける」ようにする
「わかったつもり」と「実際に解ける」の間には、埋めがたい大きな溝があります。この溝を埋めるのが、このステップです。
解法を理解したら、すぐに解答や教科書を閉じ、**「解答を再現できるまで自分の手で書ききる」**ことを徹底します。
- 途中で手が止まったら、その都度、解答を確認し、すぐに書き直し、再現性を高めます。
- 解答のロジック、計算の正確さ、論述の流れ—全てを完璧に再現できるまで繰り返します。
「書く」作業こそが、知識を定着した技術へと変える最終ステップであり、本番で手が動くかどうかを決定づけます。
3. 「これでいい」と思えるまで繰り返す、完璧主義のススメ
この勉強法では、中途半端な理解は一切許容しません。
「これでいいんだ」と心から思えない限り、次の問題に進まないでください。
完璧な再現性を得られた、つまり「この問題なら本番でどんな形になっても解ける」という自信が湧くまで、同じ問題に取り組み続けます。この一つの問題に対する徹底的な執着こそが、短期間で大きな自信と実力を得るための唯一の方法です。
一つのテーマに集中し、その解法を完璧にマスターできたら、その「話題」に関してはもう大丈夫だと確信して、次の話題に進みましょう。
Ⅳ. メンタル編:自分を信じ、目標を可視化せよ
1. 人生は幻影:他人の意見に惑わされない強さを持て
この成功者は、「人生は幻影である」という哲学を語っています。これは、「誰もが信じる常識にとらわれる必要はない」という意味合いで解釈できます。
もし周りの人や先生が、「今から基礎をやり直せ」「そんな応用ばかりやってはダメだ」と言ってきたとしても、あなたの選んだこの画期的な戦略を信じ抜く強さを持ってください。
他人の考え方と、自分の考え方は違ってて良いのです。自分の内なる力と、選んだ戦略への確信こそが、追い込み時期にあなたを支える最大のエネルギーになります。
2. 「自分には力がある」と信じるマインドセット
技術だけでなく、メンタルも鍛える必要があります。自分には目標を達成する力があると、心から信じることが重要です。
- 勉強の合間や、手が止まりそうになったときには、**「解けるんだ、解けるんだ」**と自己暗示をかけ、自信を維持しましょう。
- この自信は、セクションIIIで完璧に再現できた「解法」の積み重ねによって裏打ちされます。
自信は集中力を高め、集中力はパフォーマンスを最大化します。ネガティブな考えは、この時期には最大の敵です。
3. 集中力を高める「志望校の可視化」戦略
目標を常に意識下に置くことで、脳の集中力とモチベーションを極限まで高めます。この成功者が実践していたのは、目標をあらゆる場所に可視化するというシンプルな方法です。
- 部屋の壁や天井、電気スタンドの傘など、毎日必ず目に入る場所に、「目指せ ○○大学合格」と明確に書いた紙を貼ってください。
- 志望校のロゴや写真も効果的です。
これにより、一瞬でも気が緩みそうになった時、視覚から目標が飛び込んできて、集中力を引き戻すことができます。
まとめ:12月は戦略を見直す最後のチャンス
この画期的な勉強法は、**「残された時間がない中で、最も効率的に点数を掴み取る」**ためのものです。
12月は戦略を見直す最後のチャンスです。従来の「基礎の呪縛」から解き放たれ、この戦略を武器に、あなたの数学の成績を劇的に変化させましょう。
今すぐ、あなたが攻略すべき「話題」を特定し、その解法を掴み取るための戦いを始めましょう!
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