「勉強しているのに伸びない」の正体とは?直前期に陥る4つの罠と、逆転合格への処方箋|現論会南浦和校
更新日 : 2025年12月27日
「毎日10時間以上机に向かっている。スマホも封印した。参考書もボロボロになるまで読んでいる。なのに、模試の判定が上がらない、過去問が時間内に解き終わらない……。」
そんな絶望感に襲われている受験生は、決して少なくありません。しかし、厳しいことを言うようですが、「勉強時間」と「成績の向上」は、必ずしも正比例するわけではありません。
特に、入試を目前に控えたこの時期、焦りからくる「無意識の悪習慣」が、あなたの合格への道を阻んでいる可能性があります。
今回は、難関大受験指導で知られる「現論会」のメソッドから、直前期に絶対に避けるべき**「4つの危険な勉強法」と、今すぐ実践できる「合格体質への改善策」**を詳しく解説します。
1. 「わかりやすい授業」が、あなたの思考を停止させている
まず、最も多くの受験生がハマってしまう罠が**「映像授業や講義形式の動画への過度な依存」**です。
なぜ「わかりやすい授業」が危険なのか
直前期になると、不安を解消するために「神授業」と言われる映像授業や、YouTubeの解説動画を見漁ってしまう人が増えます。確かに、実力のある講師の説明は鮮やかで、「なるほど!そういうことだったのか!」という快感(ドーパミン)を与えてくれます。
しかし、ここに大きな落とし穴があります。
- 「わかった」と「解ける」は別物: 講師の鮮やかな解法を眺めている時間は、脳にとっては「受け身」の状態です。自分でペンを動かし、悩み、壁にぶつかるプロセスが抜けているため、いざ試験本番で真っ白な解答用紙を前にしたとき、手が動かなくなります。
- 「分かったつもり」の快感: 鮮やかな解説を聞くと、あたかも自分の実力が上がったかのような錯覚に陥ります。しかし、それは講師の思考をなぞっているだけで、あなたの思考回路が強化されたわけではありません。
直前期の鉄則:アウトプット:インプット = 7:3
この時期、優先すべきは**「アウトプット(自分で解くこと)」**です。
- わからないところがある時だけ、ピンポイントで授業や参考書に戻る。
- 「授業を見る時間」を「過去問を解く時間」に置き換える。
- 授業を見た後は、必ずその内容を「何も見ずに自力で再現できるか」をテストする。
「手を止めて授業を眺めている時間」は、実は一番リスクが高い時間だということを肝に銘じてください。
2. 「隣の芝生は青い」……参考書浮気症候群の末路
12月から1月にかけて、書店には「直前対策」「これだけは出る」といった魅力的なキャッチコピーの参考書が並びます。また、SNSで「〇〇大対策にはこの参考書が最強」といった情報を目にすることもあるでしょう。
なぜ新しい参考書に手を出してはいけないのか
今、あなたが手にしている参考書は、1年近く共に戦ってきた「相棒」のはずです。
- 習得率60%の2冊より、習得率100%の1冊: 複数の参考書をつまみ食いして、どれも中途半端な理解で終わるのが一番の失敗パターンです。多くの入試問題は、標準的な参考書の内容を完璧に使いこなせれば合格点が取れるようにできています。
- 消費カロリーの無駄: 新しい参考書を始めると、その著者の構成やクセに慣れるまでに時間がかかります。直前期にその「慣れる時間」を割くのは非常に非効率です。
今やるべき「参考書との向き合い方」
- 改訂版や新刊に惑わされない: 内容が少しアップデートされた程度であれば、買い換える必要はありません。
- 「漏れ」を埋める作業に徹する: 新しい知識を入れるのではなく、今ある参考書の中で「まだ瞬時に答えられない問題」をゼロにすることに全力を注いでください。
- 著者の統一: もしどうしても追加が必要なら、今まで使ってきたシリーズの著者のものを選ぶのが無難です。思考のフレームワークが統一されているため、混乱を避けられます。
3. そのノート、自己満足になっていませんか?「ノート職人」の罠
真面目な受験生ほど陥りやすいのが、「まとめノート」の作成に凝りすぎてしまうことです。
ノート作りが「作業」に変わる瞬間
- 綺麗な色分け、丁寧なレイアウト、丁寧な図解……これらを作っている間、脳は「暗記」や「理解」ではなく「デザイン」にリソースを割いています。
- ノートを作ったことで満足してしまい、一番大切な「その内容を頭に入れる」工程が疎かになります。
合格者のノートは「汚い」?
よく「受かる人のノートは汚い」と言われますが、これは「綺麗に書くこと」よりも「脳に刻み込むこと」を優先しているからです。
- 使い捨ての精神: 覚えられない単語や公式があれば、裏紙に殴り書きして、その場で暗記し、その紙は捨てる。これくらいのスピード感が直前期には必要です。
- 見返さない前提で作る: 「後で復習するために綺麗にまとめる」のではなく、「今、この瞬間に覚えるために書く」という意識を持ちましょう。
- 教材への書き込み: ノートを別に作るのではなく、今使っている参考書や問題集に直接情報を集約させる方が、情報の散逸を防げます。
4. 「全範囲網羅」という幻想を捨てる
「不安だから、もう一度全範囲を最初から復習しなきゃ……」 この「最初から丁寧に」という真面目さが、直前期には命取りになります。
戦略的「放置」のススメ
入試は満点を取る必要はありません。合格最低点を1点でも上回ればいいのです。
- できることを繰り返さない: すでに完璧に理解している範囲(例えば、英単語の基礎中の基礎や、得意な数学の単元)を、安心感を得るためだけに復習するのは時間の無駄です。
- 「伸びしろ」のある分野に集中する: 「あと少しで解けそう」「頻出なのに苦手」という分野をピンポイントで潰していくのが、最も効率的な点数の上げ方です。
センサーを信じろ
「全範囲復習」という大きな計画を立てるのではなく、自分の「ここ、ちょっと怪しいな」という直感を大切にしてください。
- 過去問を解く。
- 間違えた原因を分析する。
- その周辺知識だけを、参考書に戻って復習する。 このサイクル(モグラ叩きのような勉強)こそが、直前期に最もスコアを伸ばす方法です。
【実践編】動画のQ&Aから学ぶ「即効性のある」改善テクニック
ここからは、動画内で取り上げられた視聴者の悩みを深掘りし、具体的な解決策を提示します。
Q1:数学がどうしても時間内に解き終わりません(共通テスト・二次試験)
A:あなたの問題は「計算力」ではなく「優先順位付け」にあるかもしれません。
動画内では「優先順位付け」という言葉が使われていました。
- 問題を3つに分類する:
- A: 自力で、すぐに解法が浮かぶ問題。
- B: 時間をかければ解ける、または教科書を見ればわかる問題。
- C: 解説を読んでも理解に時間がかかる、または捨てるべき難問。
- BランクをAランクに上げる訓練: 「時間をかければ解ける」という状態は、入試では「解けない」のと同じです。Bランクの問題を見て、**「解法の1行目が0.5秒で浮かぶか」**を徹底的に訓練してください。
- 計算ミスを「不運」で片付けない: 計算が遅い原因の多くは、実は計算スピードそのものではなく、「ミスのやり直し」にあります。一行書くごとに検算する癖をつけるだけで、結果的に時間は短縮されます。
Q2:過去問の復習、何に気をつければいいですか?
A:「その問題が解けるようになること」を目指してはいけません。
- 周辺知識のセット復習: 間違えたのが「織田信長」の知識なら、その前後、同時代の外交関係までセットで確認します。入試では「同じ問題」は出ませんが、「同じテーマ」は形を変えて出題されるからです。
- 「合格最低点」との距離を常に意識: 復習の際、「あと何点、どの問題で取れていれば合格だったか」をシミュレーションしてください。「捨てていい問題」を特定することも、立派な過去問演習です。
Q3:試験当日が不安です。下見や移動のコツは?
A:リスクを徹底的に排除した「ルーティン」を。
- 歩けるなら歩く: 動画内のアドバイスにあった通り、バスやタクシーは「渋滞」「遅延」「乗り間違え」のリスクがあります。徒歩で行ける距離なら、血流を良くして脳を活性化させるためにも、歩く選択肢は非常に有効です。
- 脳を動かす時間を逆算: 試験開始の3時間前には起床し、脳を「稼働状態」にしておきましょう。
結論:直前期に必要なのは「気合」である
直前期に成績が伸びる人と止まる人の差は、能力の差ではありません。
最後どれだけ追い込めたか、最後まであきらめずに進められたかが受験の結果を左右してきます。
あと一歩です。自分を信じて、突き進んでください!
いきましょう。
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