高校2年生の秋・成績伸び悩みと巻き返しの一歩
更新日 : 2025年11月17日
【高校2年生向け】10〜11月に成績が伸び悩む理由と、今からの巻き返し方
定期テストも終わり、少し落ち着いた頃。
でも毎年この時期に増えてくるのが、「思ったより成績が伸びない…」という相談です。
高校2年生の秋は、勉強内容が一段階レベルアップしやすい時期。
「今までは何となくできていたのに、急に難しく感じる」「復習しても定着しない」
そんな違和感を覚える人が増えていきます。
でも安心してください。
秋に伸び悩むのは“自然なこと”で、ここからの巻き返し次第で受験本番の伸びが大きく変わります。
なぜ秋の高2は成績が伸び悩むのか?
① 内容が一段階レベルアップする時期だから
高校2年生の秋は、どの科目も難易度が上がりやすい時期です。
授業についていけているつもりでも、テストや模試になると一気に“穴”が見えやすくなります。
特に秋は、基礎が曖昧なまま進んでしまうことで、次の単元が理解しづらくなるケースが多発します。
- ・英語:文法の抜けに気づき始める/語彙が「知っている」だけで使えない
- ・数学:計算ミスや苦手単元がそのまま積み重なり問題が急に解けなくなる
- ・国語:古文単語・助動詞の不足で読み取れない/現代文は読み方の癖が安定しない
どの学校も進度は異なりますが、「難しく感じ始める」タイミングは共通して訪れます。
② 模試の出題が本格的になる
10〜11月の模試は、いわば“本番の入口”。
記述や読解力・思考力の比率が増え、「問題集の丸暗記」だけでは戦えなくなります。
ここで点数が下がると、
「やっているのに伸びない…」
と焦りやすいですが、ここが踏ん張りどころです。
③ 高2の秋は疲れが出やすい時期
部活・行事・定期テストなど、夏までの疲れが出て「勉強リズム」が崩れやすいタイミング。
心理的にも集中力が落ちやすく、勉強が「なんとなくしんどい」と感じやすい時期です。
しかし、ここで立て直せるかどうかが、冬以降の伸びを大きく左右します。
ここからの巻き返しに必要な3ステップ
STEP1:基礎の総点検をする
伸び悩む最大の要因は、「基礎の抜け」が積み重なっていること。
まずは、今の自分の立ち位置を知って、戦略を立てることが最優先です。
- ・英語:文法の不安単元を“ゼロ”にする、語彙を使えるレベルにする
- ・数学:計算+苦手単元の補強。曖昧なまま進まない
- ・国語:古文単語・助動詞の復習、現代文は読み方の“型”を整える
STEP2:30分の「学習ルーティン」を設計する
習慣化研究では、
新しい習慣を身につけるには平均66日必要
と言われています。
(※出典:Lally et al., European Journal of Social Psychology, 2009)
つまり、今から始めれば年明けには“当たり前にできる自分”になれるということ。
まずは1日30分だけでOK。
- ・毎日同じ時間に取り組む
- ・場所を固定する(自習室でもOK)
- ・やる内容も決めておく(英単語/数学1テーマなど)
「意思決定を減らす」ことで、習慣は続きます。
STEP3:冬〜春の「科目ごとの優先順位」を決める
成績を最短で伸ばすには、どの科目をどの順番で伸ばすかの計画が必須です。
高校2年の冬〜3月は、受験準備に最も適した時期。
ここで優先順位をつければ、3年生のスタートダッシュの速さが大きく変わります。
- ・英語:語彙・文法・読解の基礎固め
- ・数学:計算+苦手単元の補強
- ・国語:古文単語・助動詞の定着、現代文の読み方強化
ここから逆算することで、「何をどれだけやればいいか」が明確になります。
現論会で、受験に向けて一歩を踏み出そう
現論会では、高2の秋〜冬の“伸び悩みポイント”を分析し、以下の仕組みで巻き返しをサポートします。
- ・オーダーメイドの年間計画と週間計画
- ・週1コーチングで学習PDCAを習慣化
- ・365日使える自習室で毎日継続できる環境
- ・参考書使い放題・Wi-Fi完備の集中空間
「冬までに巻き返したい」
「ここから受験に向けて動きたい」
という高校2年生、そして保護者の方へ。
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