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「自己肯定感」と「自己効力感」の違い、わかりますか?

更新日 : 2025年10月15日

自己効力感を高める受験勉強のイメージ

自己肯定感と自己効力感の違い、わかりますか?

「うちの子は自信がないんです…」
「頑張ってほしいけれど、なかなか自分を信じられないようで…」

受験を控えるお子さまを見て、そう感じる保護者の方も多いのではないでしょうか。
この「自信」を支えるキーワードとしてよく聞くのが、自己肯定感自己効力感
似ているようで、この2つはまったく違う性質を持っています。


自己肯定感とは?

自己肯定感とは、「自分には価値がある」と感じる気持ち。
ありのままの自分を受け入れる、心の土台のようなものです。

人格の安定や人間関係に深く関わりますが、「今のままでいい」と思う安心感が強すぎると、
「変わろう」「挑戦しよう」という動機を弱めてしまうこともあります。


自己効力感とは?

一方、自己効力感とは、心理学者バンデューラ(Bandura)が提唱した概念で、
「自分にはできる」「やれば達成できる」という“行動への自信”を指します。

自己肯定感が「自分の存在」への肯定であるのに対し、
自己効力感は「自分の行動」への信頼です。

この自己効力感こそ、受験期に最も必要な力。
「無理かも」と感じる壁にぶつかったとき、「でも、自分ならできる」と思えるかどうかが、
最終的な成果を分けます。


自己効力感が高い人は、なぜ伸びるのか?

自己効力感の高い生徒は、難しい課題にも前向きに取り組み、
失敗を「次に活かす材料」として捉えられます。
心理学の研究でも、自己効力感が高いほど、粘り強く努力を継続できる傾向が示されています(Bandura, 1997)。

また、自己効力感が高いほど、挑戦する目標のレベルが上がることもわかっています。
「自分にもできるかもしれない」という気持ちは、新しい挑戦の原動力になるのです。


では、どうすれば自己効力感を高められる?

バンデューラは、自己効力感を高める4つの要素を挙げています。

  1. 成功体験:小さな成功を積み重ねて「できた!」という感覚を得る。
  2. 代理経験:他人の成功を見て「自分にもできる」と感じる。
  3. 言語的説得:信頼できる人から「あなたならできる」と励まされる。
  4. 情動的安定:リラックスして挑戦に向かえる心の安定。

この中でも、特に大切なのが成功体験です。
点数や偏差値だけでなく、
「昨日より集中できた」「一週間計画通りにできた」など、
日々の小さな達成を積み上げることで、確かな自信につながります。


保護者ができる関わり方

自己効力感は、子ども自身が「できた」と感じる瞬間に育ちます。
しかし、その芽を支えるのは、まわりの大人の言葉です。

特に気をつけたいのが、親が無意識に“限界”を決めてしまうこと
「この子にはここまでしかできない」「このレベルがちょうどいい」といった言葉は、
子どもに“天井”を作ってしまう危険があります。

保護者のやるべきことは、子どもの可能性に“レッテル”を貼らないこと
「あなたはこの程度」と決めつけるのではなく、
「どこまで伸びるか、一緒に見ていこう」という姿勢で関わることで、
お子さまの自己効力感はぐんと高まります。

  • ✅ 結果ではなく「努力」を認める
  • ✅ 「頑張ったね」より「見てたよ」「続けてるね」と伝える
  • ✅ 勉強の内容には口を出さず、生活面やメンタルを支える
  • ✅ 「できない理由」ではなく、「できる方法」を一緒に考える

子どもが自分を信じられるようになるには、
まずは親が子どもの可能性を信じることが何よりの第一歩です。


現論会のコーチングで「できる自分」を積み重ねる

現論会では、週1回のコーチングを通じて、
生徒一人ひとりに「できた」という成功体験を積ませ、自己効力感を育てていきます。

  • ✅ オーダーメイドの学習計画で、達成可能な目標を設定
  • ✅ 毎週の面談で、成功体験を言語化しながら自信を育てる
  • ✅ 365日使える自習室で、「行動の継続」を支える

「できた」「やればできる」という実感の積み重ねが、
お子さまの受験だけでなく、その後の人生にも大きな力になります。


まとめ:親が信じ、子が動く――それが成長のサイクル

受験は、単なる知識の勝負ではありません。
「できる」と信じて行動し続けられるかどうかの勝負です。

親が信じ、支え、見守ることで、
子どもは自分を信じる力――つまり自己効力感を育てていきます。

現論会は、その“できる自分”を育てるためのコーチングを提供しています。
一人では難しい「自信の育て方」を、一緒に考えてみませんか?

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参考データ

  • Bandura, A. (1997). *Self-Efficacy: The Exercise of Control*. New York: W.H. Freeman.
  • 文部科学省「令和4年度全国学力・学習状況調査」:自己効力感が高い生徒ほど、学力テストの正答率が高い傾向を報告。
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