添削指導って本当に必要?
更新日 : 2025年11月17日
現論会が大切にしている「自分で添削できる力」。
こんにちは。現論会 蒲田校です。
保護者の方からよくいただくご質問のひとつに、
「添削指導ってやってもらえますか?」
「大学生のコーチでも添削、大丈夫なんでしょうか?」
というものがあります。
英作文や小論文、国語の記述問題など、
“添削=やってもらうもの” というイメージが強く、
「たくさん添削してもらうほど成績が伸びる」と考えられがちです。
ですが現論会では、
「添削してもらう力」ではなく、「自分で添削できる力」こそ受験の武器になる
と考えています。
この記事では、現論会が添削指導をどう捉えているのか、
そして、大学生コーチでも安心して任せていただける理由についてお話しします。
「赤ペン添削」だけでは伸びにくい理由
私自身もそうでしたが、小論文や英作文の勉強というと、
- とりあえず書く
- 先生に提出する
- 赤ペンでびっしり直されて返ってくる
- 「なるほど…」と思って終わり
という流れになりがちです。
一見すると“勉強している感”はありますが、
- なぜその表現がダメだったのか
- どこをどう変えれば点数が上がるのか
- 次に同じテーマが出たとき、何を書き換えればよいのか
といった「思考の筋道」が、自分の中にちゃんと残っていないことが多いです。
その結果、
- 添削してもらわないと不安
- 同じようなミスを何度も繰り返す
- 「書けるようになった」という実感が持てない
という状態から抜け出せなくなってしまいます。
合格に近づくのは「自分で採点できる人」
難関大の合格者を見ていると、
共通しているのは 「自分で答案を採点できる」 という点です。
参考書には、
- 模範解答
- 配点の目安
- 採点基準(どの要素が入っていれば何点か)
が、すべて載っています。
彼らはそれを使って、
- 自分で答案を書く
- 模範解答と見比べながら採点する
- どこが足りなかったのかを分析する
- 表現を変えてもう一度書き直す
というサイクルを、自分の力で回しています。
つまり、
「添削をしてもらう」のではなく、「添削者の目を自分の中に育てている」
のです。現論会が大切にしているのは、まさにこの「添削者の目」を育てることです。
添削サービスの“本当の役割”は「安心」かもしれない
添削サービスそのものを否定したいわけではありません。
- 自分の答案を誰かが見てくれる
- 赤で直してもらえる
- とりあえず不安は少し和らぐ
という 心理的な安心感 は、確かに大きな価値です。
ただし、「安心のための添削」と「成長のための添削」は、役割がまったく違う
ということは、知っておいてほしいポイントです。
安心のための添削だけに頼ってしまうと、
- 先生がいないと不安
- 添削してもらえないと勉強が止まる
という“依存”の状態になってしまいます。
現論会では、この状態を避けたいと考えています。
現論会の添削指導:ゴールは「自分で直せるようになること」
では、現論会では添削をどう扱っているのか。
結論から言うと、私たちが目指しているのは、
「添削の仕方が身につくまで一緒に練習し、最終的には自分で添削できるようになること」
です。具体的には、
- 採点基準・評価ポイントを一緒に確認する
- 「なぜその表現だと減点されるのか」「どこを直すべきか」を言語化する
- 模範解答だけでなく、「合格答案の考え方の流れ」を分解して伝える
- コーチは“赤ペン先生”ではなく、“添削のやり方をトレーニングする相棒”として関わる
という形で指導しています。
答案が返ってきたときに、
「赤がたくさんついた…ショック」
ではなく、
「次にどう書き直せばよいかイメージできる」
という状態になっていれば、それは大きな成長です。
「大学生コーチでも添削は大丈夫?」への答え
ここで一番気になるのが、
「大学生のコーチに添削なんて任せて大丈夫なんですか?」
というご不安だと思います。
現論会としての答えは、
「はい、大丈夫です。ただし“答えだけ書き直す添削”はしません。」
です。
大学生コーチは、
- 自分自身が受験を乗り越えてきた経験がある
- つい最近まで答案を書く側の立場にいた
- 「なぜ点が取れなかったのか」で悩んだ記憶が新しい
という強みを持っています。
その経験をもとに、
- どんな視点で答案を読むのか
- 採点者はどこをチェックしているのか
- 自分が受験生だったとき、どこでつまずき、どう乗り越えたか
を、生徒と同じ目線に近い距離感で伝えることができます。
そして何より、現論会の添削は
「コーチが直して終わり」ではなく、「生徒自身が採点者の視点を獲得すること」
をゴールに設計されています。
そのため、「大学生だから不安」というよりも、
- 受験をリアルタイムで経験してきた
- 点数を上げるプロセスを自分の身体感覚として知っている
という点で、大きな強みになり得ます。
まとめ ― 「赤ペンで直される勉強」から、「自分で直せる勉強」へ
ここの記事の内容をもう一度整理すると、
- 添削は他人に丸投げする作業ではない
- 合格者の多くは「自分で採点できる目」を持っている
- 添削サービスの一番の価値は「安心感」だが、それだけでは伸びない
- 現論会は「添削してもらう力」ではなく「自分で添削できる力」を育てる
- 大学生コーチだからこそ、答案づくりのリアルな感覚を共有できる
ということです。
「添削してもらえる塾」ではなく、
「自分で答案を仕上げられる力が身につく塾」
それが、現論会の目指している姿です。
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