高2の今こそ意識したい!部活と勉強を両立して受験に勝つ方法
更新日 : 2025年5月17日
こんにちは!
今回は、部活を頑張っている高校2年生の皆さんに向けて、大学受験に向けて「部活と勉強の両立」がいかに大切か、そして高2の12月までに目指すべき具体的な学力の目標についてお話しします。
「部活が忙しいから勉強は後回し」になっていませんか?
今の時期、部活が最も充実していて、試合や大会、チーム活動で忙しい人も多いと思います。
そんな中で、「勉強は引退してから頑張ればいい」と考えてしまうのは自然なことかもしれません。
でも、大学受験は「準備を早く始めた人」が圧倒的に有利になる戦いです。
特に難関大学や人気の学部を目指す人ほど、高2の冬までにどれだけ基礎を固めておけるかが合否を左右します。
両立できる人が、最終的に一番強い
受験勉強は短距離走ではなく、長期戦です。
だからこそ、部活と並行してコツコツ積み上げてきた人が、最後に伸びます。
実際、多くの合格者の声に共通するのが、
「部活を言い訳にせず、毎日少しずつでも勉強しておいて本当によかった」
という言葉です。
今から「毎日30分でも英単語を覚える」「1日1問だけ数学を解く」といった小さな努力を積み重ねていけば、高3になるころには大きな差になっています。
【高2の12月までに目指すべき具体的目標】
志望校によって求められる水準は異なりますが、「受験生になる準備ができているか」が鍵です。以下にレベル別の目標をまとめました:
◆ 難関国公立(東大・京大・旧帝大・一橋・東工など)
- 英語:共通テストレベルの英文がスラスラ読める(英検準1級程度)
- 数学:共通テスト基礎は完璧。数II・Bの典型問題を解けるレベル
- 国語:現代文の読み方が身についている。古文単語300語レベルが定着
- 共通テスト模試で:各科目6割〜7割以上を安定して取れること
- 模試の偏差値は最低でも60
◆ 中堅〜上位国公立(地方国公立、首都大など)
- 英語:長文に苦手意識がない。英単語は2000語レベルが完了
- 数学:数I・A・II・Bの基本パターンを理解している
- 共通テスト模試で:主要科目で平均5〜6割は確保しておくと安心
◆ 難関私立(早稲田・慶應・上智・ICU・MARCHなど)
- 英語:長文問題を時間内に読み切れる力。文法も網羅済み
- 国語:現代文の設問対応力、古文の文法と単語に慣れている
- 選択科目:政経・日本史・生物など、教科書知識の定着が始まっている
- 英語・国語の模試で:偏差値55以上は欲しいところ
◆ 中堅私立(日東駒専・産近甲龍レベル)
- 英語:基本単語1500語レベルが定着し、短めの長文が読める
- 国語:現代文の読解に大きな苦手意識がない
- 選択科目:教科書レベルの一問一答が進んでいる
- 模試で:4割〜5割台をキープ+右肩上がりの学力推移
今から意識すべき3つのポイント
- 時間の「すき間」を使う意識を持つ
移動中に単語帳、朝15分だけ数学を解く――この「スキマ時間」が積み重なると驚くほどの力になります。 - 「週単位」で計画する習慣をつける
忙しい日があってもいい。その代わり週単位で見れば「計画通り進めた」と言える状態を作るのが理想です。 - 学校の授業を最大限活用する
授業で出てきた内容はその日のうちに「確認」「復習」をセットで。これが一番効率のいい学習法です。
最後に
部活を頑張っているあなただからこそ、「努力の積み重ね」の価値を知っているはずです。
その努力を、少しだけ「受験勉強」にも向けてみてください。
今始めれば、誰よりも早く“受験生”になれる。そして、それがあなたの大きな武器になります。
👉 自由が丘校のHPはこちら:
https://project27.co.jp/