「法学部って難しそう?」そのイメージ、ちょっともったいないかも
更新日 : 2025年8月4日
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◆法学部と聞いて、こんなイメージを持っていませんか?
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- 六法全書をひたすら暗記しないといけなさそう
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- 弁護士にならないと意味がない?
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- そもそも法律って、面白いの…?
◆どんな大学に法学部があるの?
法学部は、国立・私立問わず多くの大学に設置されています。それぞれの大学に特色があり、以下の大学は特に教育・研究・実績の面で全国的に評価されています。大学名 | 特徴・傾向 |
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東京大学 | 法哲学・公法・国際法など、広範な分野で深く学べる。司法試験にも強い。 |
京都大学 | 自由な学風の中で、法思想や比較法などを重視する傾向あり。 |
一橋大学 | 商法・民法など経済との接点が強く、企業法務にも強い人材を輩出。 |
慶應義塾大学 | 実務に強く、企業法務・官公庁・ジャーナリズムなど多彩な進路。 |
早稲田大学 | 政治経済との連携が深く、政治学との境界領域にも強みあり。 |
中央大学 | 法曹養成に歴史と実績があり、司法試験合格者数もトップクラス。 |
◆法学部で学ぶこと 〜1年生から4年生の流れ〜
🔹1年生:法律の“言葉”と“考え方”に慣れる-
- 民法・憲法・刑法などの基礎を広く学ぶ
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- 「法的三段論法(事実→規範→あてはめ)」の考え方に触れる
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- 判例の読み方や法解釈の基本的なトレーニング
🔹2年生:法の世界を本格的に掘り下げる
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- 専門的な科目(会社法、行政法、国際法、刑事訴訟法など)が増える
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- 条文の構造・趣旨を理解し、判例とつなげて考える力を養う
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- 法律学に加え、政治学や経済学など隣接分野も選択可能
🔹3〜4年生:ゼミや卒論で自分の問いを深掘りする
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- 関心のあるテーマを選んでゼミに参加(例:環境法、知的財産、刑事政策など)
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- 法律を使って社会課題をどう解決するかを、仲間と議論・研究
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- 卒業論文では、実際の判例や法改正を素材に、自分なりの考察を展開
◆どんな学生が多い?
法学部には、次のような学生が多い印象です。 ・社会の「不公平」に敏感で、仕組みを知って変えたいと思っている ・論理的に考えたり文章で表現するのが好き ・読解や議論を通じて、自分の考えを深めていくのが楽しいと感じる ・全体的に「まじめで地道」な雰囲気ですが、社会や時事問題に関心の高い学生も多く、新聞やニュースに熱心な人も多いです。◆卒業後の進路は?
法学部出身者は、法曹(弁護士・裁判官・検察官)を目指す人もいれば、 官僚・企業・報道・教育など幅広い分野で活躍しています。分野 | 主な進路・就職先例 |
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法律専門職 | 法科大学院進学→司法試験→弁護士・裁判官・検察官 |
官公庁 | 中央省庁(外務省・法務省・総務省など)、自治体職員 |
企業法務 | 大手企業の法務部、コンプライアンス・知財管理など |
金融・コンサル | メガバンク、証券、保険、戦略系・法務系コンサルなど |
マスコミ・教育 | 新聞社・テレビ局・出版社、高校教員、塾講師など |