番外編:就職活動のコツ
更新日 : 2024年12月29日
最近、東京大学新聞社から2023年度の卒業・修了者の就職先ランキングが発表されました。このデータによると、学部生の間ではコンサルティング業界が特に人気で、トップ3を独占しています。また、ゴールドマンサックス証券が急浮上し、その人気を示しています。院生に関しては、野村総合研究所の採用数が倍増し、アクセンチュアも人数を増やしています。
このコンサル人気は相変わらず強いものがあります。私は長年、ここに掲載されている複数のコンサルティングファームで役員・パートナーとして務め、何百人もの最終面接官を経験してきました。その経験から、就職活動の極意について語ることができると自負しています。
市場には多くの就活成功の秘訣が溢れていますが、多くは就活を成功させたばかりの人やエージェントが書いています。しかし、実際の最終面接を担当する役員・パートナーからの視点は、まれにしか見ることができません。その意味で、私がここで提供するのは、一定の価値がある助言と考えます。

就職活動で最も大切なこと
就職活動において最も大切なのは、シンプルに「実際にその会社で働いている社員と話すこと」です。最低でも3人、可能な限り、異なる役職の人たちと交流を持つことが鍵となります。アメリカの起業家ジム・ローンが残した言葉、「You are the average of the five people you spend the most time with」という名言があります。これは、あなたが最も多くの時間を共に過ごす5人の平均になるという意味で、人との交流がいかに重要かを示しています。(参考:現論会 池袋校 公式ブログ『「あなたは、最も多くの時間を共に過ごす5人の平均」――志望校合格を目指すための環境づくり』)
東大やその他の難関大学を目指す学生が、同じ目標に向かって努力する仲間と時間を共有することが成功への一歩となるのと同じように、就職活動においても、志望する会社で活躍する社員との接触を深めることが重要です。これにより、その会社の文化や価値観、期待される行動様式を理解し、面接でのパフォーマンスを高めることができます。
会社で求められる人物像
企業は、特に最終面接において、「この人と一緒に働きたい」「うちで活躍している人に似ているな」と感じる人物を選びます。業界や会社ごとに求められる人物像があり、たとえば金融業界では分析力やリスク管理能力を、コンサルティングファームでは問題解決能力やクライアントとのコミュニケーションスキルを重視します。しかし、これらの抽象的な言葉を基に無理に面接に臨むと、矛盾が露呈する可能性があります。そうではなく、実際にその業界の人と長く時間を過ごすことで、話し方や言葉遣い、しぐさ、時間感覚、趣味、キャリアに対する考え方、お金に対する姿勢などに自然と染まることが重要です。
結論
最終的に、就職活動の成功は、「実際にその会社で働いている社員と話すこと」に尽きます。会食や情報セッションを通じて、会社で働く人々と実際に話をする機会を持つことが、あなたのキャリアを左右する重要なステップです。そして、私のように実際の経験を持つ者からのアドバイスは、その過程をナビゲートするのに非常に役立つはずです。最後に、現論会 池袋校では、コーチを募集しています。採用率は10%未満と非常に厳しいですが、この経験が将来的に大いに役立つことでしょう。