【高校1・2年生向け】志望校を考え始めるあなたへ
更新日 : 2025年11月22日
大学選びで後悔しないための5つのポイント
高校1・2年のこの時期、「そろそろ志望校を考えないと…」と感じ始める人も多いと思います。
しかし、いざ調べようとすると
- 学部が多すぎてよく分からない
- 偏差値だけで決めていいの？
- やりたいことがまだ決まってない…
と悩んでしまうのが普通です。
今回は、高校1・2年生が 後悔しない大学選び をするための重要ポイントをまとめました。
「偏差値だけ」で選ぶと失敗しやすい
多くの高校生は、まず偏差値表を見て大学を選ぼうとします。
もちろん難易度を知ることも大切ですが、偏差値だけで選んでしまうと、
- 入学してから授業がつまらない
- 思っていた内容と違った
- 将来の選択肢が広がらなかった
など、後悔する原因になりがちです。
大学＝4年間、自分に投資する場所。
「何を学びたいのか」を軸に考えることが非常に重要です。
“学部”よりも“学べる内容”を見る
同じ「経済学部」でも、大学によって学べることは全く違います。
例：
- 経済学を数学的に深く分析する大学
- 社会問題と結びつけて学ぶ大学
- 国際系科目と経済を組み合わせて学ぶ大学
このように、学部の名前が同じでも、学べる内容が大きく違うこともあります
大学のパンフレットに載っている大学で学ぶことのできる学問についての項目や、大学が公開している授業シラバス（授業内容についてまとめられたもの）を確認することが大学選びの核心になります。
▶ チェックポイントの例
- 1年生から専門科目が多い？
- プログラミングや統計など現代的スキルが学べる？
- 課題・レポート中心？テスト中心？
- 英語科目が多い？少ない？
「学部名」ではなく「何を学べるか」で選べるようになると、後悔しなくなります。
オープンキャンパスで雰囲気を確認する
大学は“行ってみないと分からない”ことが多い場所です。
- 学生の雰囲気
- キャンパスの広さ・設備
- 教室・図書館・食堂などの環境
- 授業のレベル感
これらは資料では分かりません。オープンキャンパスでは、学生に相談できるブースがあったり、模擬講義を実施している大学もあるので、これらのコンテンツを有効活用しましょう！
特に大事なのは、「自分が4年間通う姿がイメージできるか」です。
オープンキャンパスは夏だけでなく春や秋にも開催している大学もあるので、高1・高2のうちに複数の大学を見ておくと比較がしやすくなります。さらに、11月は大学の学祭が行われているところも多く、通っている学生がどのような活動をしているのかを見ることができる機会です！学祭は一般の人でも事前申し込みなしで入れることが多いので、時間に余裕がある高校1・2年生はいろんな大学の学祭に行ってみることをお勧めします！
将来のキャリアと結びつけて考える
将来の夢が決まっていなくても、
「こういうことができるようになりたい」という大まかな方向性は持っておくと良いです。
例：
- 海外に関わる仕事がしたい
- 数学を使う仕事に興味がある
- 人と関わる職業が向いていそう
- デザイン・創作に関わりたい
この“方向性”と大学の特徴が合うかどうかで、満足度が大きく変わります。
大学によっては
- インターン制度が充実
- 教員免許が取りやすい
- 就職支援が手厚い
- 海外留学が豊富
など特徴があるので要チェックです。
学力の伸びを見込んだ「攻め」と「安全」の併用
高1・高2のうちは、まだまだ成績が伸びます。
だからこそ志望校は、
- 挑戦校（挑戦したい大学）
- 実力相応校（現状で届きそう）
- 安全圏（確実に合格できる）
の3つに分けて考えると、後悔しにくくなります。
特に「本命」は、少し高めに設定するのがポイント。
1〜1.5年かけて目標に近づいていくことで、学習のモチベーションが大きく変わります。
まとめ｜志望校選びは「情報」と「体験」が重要
大学選びで後悔する人の多くは、
“情報不足”と“見学不足”が原因です。
高1・高2のうちに
- 偏差値ではなく学べる内容を見る
- シラバスを確認して比較する
- オープンキャンパスに積極的に参加する
- 将来の方向性とつなげて考える
- 挑戦校・実力相応校・安全校の3段階に分けて考える
この5つを押さえておけば、
あなたに最適な大学が自然と見えてきます。
大学選びは「人生の選択」ではなく、“未来の自分に投資する行動”です。
焦らず、でもしっかり情報を集めながら自分に合った大学を見つけていきましょう。
現論会では、普段のコーチングを担当するコーチが現役の大学生となっているため、受験に関する知識はもちろんのこと、大学での生活についての知識も豊富です！
まだ志望校が決まっていないという方も、現論会のコーチングを通して、大学生活のイメージを具体的にしていきませんか？
ここまでこの記事を読んで現論会に興味を持ってくださった方はぜひ無料受験相談に申し込んでみてください！
