英語長文が時間内に終わらない原因は速読ではない!
更新日 : 2023年5月19日
皆さんこんにちは!
今回の記事では名前は聞いたこと有るけど、よく分からないという方が多い「英語長文が時間内に終わらない問題」について説明していきたいと思います!
この記事では現論会生から届いた質問にお答えする「教えて現論会」の動画を記事化したものです!
記事の最後に動画もあるので、ぜひ見てくださいね!
登場人物
西尾彰将
現論会創業者
東京大学経済学部卒
寺田貴博
現論会新宿校教室長
教務部
今回のテーマは「英語長文が時間内に終わらない原因は速読ではない!」
速読力をつけたいと悩む受験生は多いですよね。どうしたら時間内で解き終わるのか?
全てお答えします!
それでは対談を見ていきましょう!
対談スタート!
皆さんこんにちは、新宿教室長の寺田貴博です。
今日は教えて現論会ということで、質問にドシドシ答えていきたいと思います。
では、早速質問の方を答えていきたいと思います
今日はオンラインSさんからの質問です。
英語が得意だと思っていたのですが、最近なぜかあまり点数が取れなくなってしまいました。
変化としては、以前より長文の内容を吟味するようになったことがある。
それによって時間がかかってしまっているのではないかなと考えています。
早く読めるようになれば解決すると考え、速読練習をしようと思ってるのですが。
おすすめの方法はありますか。
ありがとうございます。
この質問については、西尾さんにお伺いしたいかなと思います。
はい、ありがとうございます!
僕がですね。無料相談だったりとか話したことある方だったらわかるかなと思うんですけども、実は僕が英語の勉強法を語る上でですね、この質問がよく来るんだよっていう話をしたと思うんですけど、その質問のまさに典型という形でですね。
ぜひ、今日この動画を見ていただいてですね、英語の勉強はどうすればいいのか、どうすれば受験を突破できるのかっていうところまで、全てできればなと思います。
少し長くなるかもしれないんですけれども、まず根底のところから少し間違えてるかなという気がするのでそこのご説明させていただければと思うんですけれども。
この動画見てる見てくださってる皆さん、英語って、そもそも何で勉強するか、もうちょっと言い方を変えると、なぜ日本の場合だけど、ほぼ全ての大学で英語が科されるかっていうことはご存知ですか。よく考えてみてください。
おそらく皆さんのお父さんお母さん自分を含めても大丈夫ですけど、英語がなければ生きていけないとか、仕事できない生活できないって人がどれぐらいいらっしゃいますか。
ほぼゼロじゃないですか。
これは言ってしまうと英語があったらいいけど、ないと生きていけないってことは一切ないですよね。
にも関わらず、全てのはない例えば英語を使うようなことはないだろうなと思うようなことを学部学部でも、絶対に英語って出題されますよね。
それはなぜですか。
ここでちょっと考えたいっていう方はですね、動画を止めて考えていただいてOKなんですけれども、結論を言ってしまうと、これはわかりやすくために例を出すと学校教育法にも明記されてるんですが、結論論文を書くため読むためです。
そもそも大学って研究機関ですよね。
その研究機関にちゃんと研究できる人材を送り込んで育ってもらうために、英語が必要なんですね。
論文って英語ですよね。
英語で書いて読みますよね。
その能力があるのかっていうのをちゃんと測定するために、大学受験では必ず英語が必ずある。もちろん例外はあると思いますけど、基本的には全て英語が必要とされるわけですね。
求められる英語力って何なのかっていうと、論文を正しく読んだり書いたりする能力ですね。
これ、速読と精読どっちが重要ですかっていうと、火を見るよりも明らかですよね。
精読ですと、実際にほとんどが全ての大学でゆっくり読んでもちゃんと話を理解できていれば合格できるように作られてます。
それが共通テストが東大だろうが全部一緒です。
ゆっくり読んでも解けます。
いやいやすいません、全然ゆっくり読んだら時間足りないです。
実際には読めてないじゃないですかっていう方いらっしゃると思うんですけど、これよく読んでください。
内容を吟味してって書いてますよね、この質問だと。
どういうことかというと、読み方っていうところではなくて、解き方でつまずいてるんですよ。
もう少しわかりやすく言うと、文章ありますよね。設問ありますよね。
普通の方は文章読んでいきますよね、そのあたりで設問解くんですけれども、ここで速く読めてないんじゃなくて、正確に読めてないので、文章の理解ができてないわけですよ。
問題を解こうとしてもわからないんで、もう1回文章見ますよね。
また読んで、わからないんでまた文章見てっていうところを交互に繰り返しますよね。
質問と問題行ったり来たりし、このせいで時間かかってるんですよ。
これがちゃんと正確に読めて、まず設問見ます、根拠を探しに行きますっていうのを、1往復だけで済むのであれば、全然時間足りるんですよ。
だから、この方が今取り組むべきってのは、早く読む方法を探すことや早く読む方法の訓練をすることではなくて、正確に読む力をつけるってことが大切になります。
より具体的に言うと、単語だったり文法や解釈ですね。
特に解釈にネックがないかどうかっていうところをちゃんと確認する、この作業をしてみてください。
そして正確にちゃんと読めるようになったときにですね、もし早く読めない、そして問題が解けないってなったら、また相談に行っていただければいいんですが、おそらく正確にも読めるようになっているはずです。
ありがとうございます!
これは私も英語が得意ではなかった頃に本文と設問をグルグルすることが多かったです。一発で読んで一発で答えるっていうことが大切なんじゃないかと思います。
オンライン校Sさんありがとうございました!
この対談の模様はYouTubeにも
YouTubeでは今回のテーマに対しての考え方について解説しています!
ぜひ、リアルなの空気感を動画でもご覧ください。