ヤル気よりも重要なのは手を動すこと!
更新日 : 2025年1月31日
「ヤル気が出たら勉強する」「モチベーションが上がったら頑張る」——この考え方は、一見もっともらしく聞こえますが、実は大きな落とし穴があります。だいたい「たら・れば」をいう人は伸びません。勉強に限らず仕事でも習い事でも同じです。
ヤル気やモチベーションというものは行動するから生まれるものです。
例えば、ランニングをする時のことを考えてみてください。最初は面倒だと思っていても、いざ走り出すと気分が乗ってきて「もう少し頑張ろう」という気持ちになることが多々あります。勉強も同じです。とにかく机に向かい勉強すれば、次第に集中力が高まり、気づけば「もっとやろう」という気持ちが生まれるものです。
鬱病の治療に「作業療法」というものがあるそうです。これは、単純作業をさせることで心を落ち着け、前向きな気持ちを引き出すやり方です。人間の脳は「やる気があるから行動する」のではなく、「行動するからやる気が湧く」「手を動かしているだけで余計なことを考えないようになる」ようにできているのですね。
勉強のヤル気は「やる前」ではなく、「やり始めてから」湧いてくるものです。これを理解すれば、「ヤル気が出たらやる」ではなく、「まずは手を動かす」ことがどれほど大切かがわかるはずです。
さらに、勉強の習慣を作ることで、モチベーションに頼らずとも継続できるようになります。決まった時間に机に向かう、決まった場所で決まった科目を勉強する、それを短時間でもいいから毎日続ける——このようなルールを作れば、気分に左右されず勉強を継続できるようになります。
昼食後、学校の自習室で数学を30分勉強する。寝る前に必ず英単語帳に目を通し10単語セルフテストする。通学の電車の中では古典単語を語呂合わせで覚える・・・まずは小さなことから始めてみましょう。何日連続でできるか、勉強した日のカレンダーに丸印をつけるなどすれば、連続記録が途切れるのがイヤで毎日やるようになるものです。
受験勉強は長期戦です。その間ずっとモチベーションが高い状態を維持することは不可能です。しかし、習慣と行動の力を活用すれば、ヤル気に関係なく前に進み続けることができます。重要なことはヤル気ではなく行動や習慣にフォーカスすることです。
「ヤル気が出たら勉強する」という考えを捨てましょう。「まずは手を動かす」ということにフォーカスしましょう。それこそが、あなたを第一志望大学の合格に導く最短ルートです。