「静かな環境じゃないと勉強できない」は危険です
更新日 : 2025年12月4日
受験生と話していると、
「家だと静かだから集中できるんですよね」
「雑音があると無理なので、図書館でしか勉強できません」
という言葉をよく耳にします。
気持ちはわかります。
静かな環境はたしかに集中しやすい。
でも藤沢校としては、あえて強く言いたい。
■ 本番の環境は、ほぼ間違いなく“最悪”です
大学入試の本番は、静かな自習室とは別世界です。
- 隣の受験生の貧乏ゆすり
- ペンを落とす音
- 問題用紙をめくる音
- 冷暖房の軽いノイズ
- 緊張で手が冷える・震える
- いつもより心拍数が上がる
自分史上、一番コンディションが悪い状態で試験が始まると思った方がいい。
そんな状況で
「静かな場所じゃないと集中できない…」
と言っていると、本番で崩れます。
■ “静かさ依存” は受験においてリスク
静かな環境でしか勉強できないというのは、
一見すると「集中力が高い」ようで、実は 弱点 です。
なぜなら、
本番とギャップが大きいほど、パフォーマンスが落ちる からです。
受験は“練習と本番の差”が大きいほど失敗しやすい。
特にメンタル面の揺らぎは、点数に直結します。
■ だから藤沢校は、“雑音耐性” を本番対策として重視しています
藤沢校では、生徒にこんなアドバイスをしています。
- 多少ざわついた環境でも問題を解く
- カフェのような環境で読解・英語長文をやる
- スマホのホワイトノイズをあえて流す日を作る
- あえて満席に近い自習室で集中してみる
もちろん、常にやれということではありません。
大事なのは
「どんな状況でも集中力を再現できる力」
を持っておくこと。
環境に左右されにくい人ほど、本番で強いです。
■ 必要なのは “完璧な環境” ではなく
“不完全でもやり切れる力”
受験は、静かな場所で気持ちよくできた回数を競うものではなく、
どんなコンディションでも合格点を取り切れるか が全てです。
本番に合わせた耐性づくりこそ、最強の対策。
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