数学の答案ミスを「計算力不足」で片づけるな!
更新日 : 2025年9月30日
数学の答案でミスをしたとき、多くの生徒がこう言います。
- 「自分は計算力が足りない」
- 「暗算が遅いから仕方ない」
- 「もっと計算練習しないと…」
確かに計算力が原因のときもあります。
でも、毎回それだけで済ませてしまうと、本当の原因を見逃してしまいます。
問題発見:「どんなミスをしたか」を具体化せよ
まず大事なのは、ミスを「計算ミス」と一括りにせず、具体的に書き出すことです。
- 符号を落とした?
- 約分を忘れた?
- 展開の途中で数字を写し間違えた?
- 公式の適用を誤った?
👉 「どこで手が止まったか」「どの段階でずれたか」を pinpoint することで、問題がはっきり見えてきます。
原因分析:「なぜそのミスが起きたのか?」
次に、見つけたミスの原因を掘り下げます。
- 集中力の問題
符号や数字の見落としは、計算力ではなく注意力の問題。 - 知識の定着不足
公式の適用ミスは、理解が浅い証拠。 - プロセス管理の不十分さ
途中式を省いたり、暗算で済ませようとしたことで見落としが発生。
つまり「計算力不足」ではなく、習慣ややり方の問題であることが多いのです。
課題解決:「次にどう直すか」を決める
原因を分析したら、必ず行動に落としましょう。
- 符号ミスが多い → 「1行ごとに符号チェック」
- 公式の適用ミス → 「問題集を解く前に公式だけ声に出して確認」
- 暗算での見落とし → 「途中式を必ず書く」
👉 これを繰り返すだけで、“同じミス”は確実に減ります。
藤沢校でのサポート
現論会・藤沢校では、単に「もっと計算しろ」とは言いません。
答案のミスを細かく分類し、「問題発見→原因分析→課題解決」に当てはめながら改善を進めます。
だからこそ、同じケアレスミスを繰り返さない仕組みを作れるのです。
もし「毎回同じようなミスをしてしまう」と悩んでいるなら、藤沢校で一緒に答案を徹底分析してみませんか?
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