【合格体験記・国立】数学平均点以下から名工大合格!そして学年1桁へ。「化学一本」で勝ち抜いた逆転戦略
更新日 : 2026年1月20日
こんにちは!現論会 名古屋千種校 事務局です。
今回は、名古屋工業大学(名工大)生命・応用化学科に通う卒業生、Nさん(仮名)にインタビューを行いました。
現在、彼女は大学院への推薦が決まっており、成績は学科内で一桁順位(約50人中)という優秀な成績を収めています。
しかし、受験生時代の彼女は、決して順風満帆ではありませんでした。
「数学はボロボロ。合格者平均点も下回っていた」
そんな彼女が、どうやって名工大に合格し、そして大学でトップ層へと上り詰めたのか。
浪人時代の「リアルな反省」と、現在の「充実した研究生活」に迫ります。
1. 隠れた名著との出会い。「化学」一本で掴んだ逆転合格
Nさんの受験結果は、数学が大失敗。合格者平均点を下回る厳しいものでした。
それでも合格を勝ち取れたのは、圧倒的な武器となった「化学」のおかげです。
実は、彼女が化学を得意になった裏には、ある「運命の一冊」との出会いがありました。
『思考訓練の場としての体系化学』
あまり一般には知られておらず、書店でも簡単には手に入らない「隠れた名著」です。
現論会に入り、この参考書を紹介してもらったことが、すべての始まりでした。
「現論会だからこそ、この本に出会えました。この本のおかげで化学の本質が理解でき、得意科目になり、今こうして大学で化学を専攻するに至っています」
数学の失点を、覚醒した化学でカバーする。
自分に最適な参考書と出会い、一点突破の武器を作れたことが、名工大合格への決定打となりました。
2. 浪人時代の反省。「時間がある」からこそダラダラしてしまった
Nさんは浪人を経験しています。
現論会には毎日通い、勉強する環境に身を置いていました。
現論会で作成された「合格への計画」があり、やるべき優先順位も明確でした。
しかし、今振り返ると「もっと自分に厳しくあるべきだった」という大きな反省点があるそうです。
「『終わらせること』が目的になり、時間をかけすぎてしまった」
浪人生は一日中時間があります。
そのため、1時間で終わるはずの課題に時間をかけすぎてしまったり、ダラダラと進めてしまったりすることがありました。
「『この課題は◯分で終わらせる』と時間を区切り、密度を濃くして取り組むべきでした」
結果として、課題は消化しているものの時間が間延びしてしまい、さらにプラスアルファで取り組むべき「苦手な数学」への対策時間が削られてしまいました。
計画があるからこそ安心するのではなく、「その計画をいかに効率よく遂行するか」という自律心が、浪人生活には不可欠だと語ります。
3. 「見えない光」をエネルギーに。充実した研究生活
ギリギリでの合格でしたが、入学後は水を得た魚のように活躍しています。
現在は「太陽光発電の効率化」を目指す材料開発の研究を行っています。
🔬 研究テーマ:波長変換材料
太陽光に含まれる「紫外光(UV)」は、今のパネルでは発電に使われていません。
そこで、この紫外光を吸収し、発電に使える光に変換する新しい材料を開発しています。
「レアアースを入れると透明度が落ちてしまうんです。アルミナるつぼや白金るつぼなど、使う器具や条件を試行錯誤して、透明かつ発光効率が高い素材を作っています」
実験結果として、素材が白く濁ったり、きれいに透明になったり。
その試行錯誤のプロセス自体が「楽しい」と語るNさん。
研究室はワークライフバランスが整った(いわゆるホワイトな)環境で、のびのびと研究に打ち込めています。
4. 環境問題へのアプローチと、将来のビジョン
もともとNさんは、コンクリートの劣化や水害対策など「土木系」に興味がありました。
しかし、就職先の幅などを考え、違う角度から環境問題に関われる今の学科を選択。
結果として、材料科学の視点からエネルギー問題(環境問題)に取り組むことができ、この選択は正解でした。
- ✅ 成績優秀:学科内 一桁順位(約50人中)
- ✅ 大学院進学:成績優秀者として推薦合格
「研究室選びや就活では、大学の成績(GPA)が本当に大事だと痛感しました」
受験での悔しさをバネに、大学ではしっかりと結果を残しています。
5. 最後に:受験生へのメッセージ
最後に、Nさんからのアドバイスです。
「浪人生は特に、『時間を決めて勉強すること』を意識してください。時間は無限にあるようで、実は限られています。ダラダラせず、メリハリをつけて計画を実行することが合格への近道です」
また、大学生活についても。
「大学に入ったら、ぜひ勉強も頑張ってください。成績が良いと、研究室選びや進路の幅が大きく広がります」
『体系化学』という運命の一冊に出会い、化学を武器に未来を切り開いたNさん。
あなたも現論会で、人生を変える「一冊」に出会いませんか?